Macの「ターミナル」でコマンドを実行する/ツールを実行する
コマンドライン環境は、コマンドを入力してその結果を待つという方法で対話的に使用したり、シェルを使用してユーザとの直接対話なしで実行されるスクリプトを作成したりできます。
コマンドについての詳しい情報は、「ターミナル」アプリケーションを使用して、低レベルUNIXツールおよびAPIのドキュメントを読むことができます。 Apple Developer WebサイトのReading UNIX Manual Pages(英語)を参照してください。
シェルでコマンドを実行する
Macの「ターミナル」アプリケーション で、ツールの実行可能ファイルの完全なパス名に続けて必要な引数を入力してから、Returnキーを押します。
シェルの既知のフォルダのいずれかにコマンドがある場合は、コマンド名を入力するときにパス情報を省略できます。既知のフォルダのリストはシェルのPATH環境変数に保存されており、そのリストにはほとんどのコマンドラインツールを含むフォルダが含まれています。
例えば、現在のユーザのホームフォルダでls
コマンドを実行するには、以下をコマンドプロンプトに入力してからReturnキーを押します:
% ls
現在のユーザのホームフォルダにあるコマンドを実行するには、コマンドの前にフォルダ指定子を付加します。例えば、MyCommandLineProg
を実行するには、以下を使用します:
% ~/MyCommandLineProg
アプリケーションを開くには、openコマンドを使用します:
% open -a MyProg.app
コマンドを入力したときに「command not found
(コマンドが見つかりません)」というメッセージが表示された場合は、スペルを確認してください。次に例を示します:
% opne -a TextEdit.app
zsh: opne: command not found
コマンドを終了する
Macの「ターミナル」アプリケーション で、終了したいコマンドを実行している「ターミナル」ウインドウをクリックします。
Control+Cキーを押します。
ほとんどのコマンドを終了する信号が送信されます。
以前に入力したコマンドを繰り返し使用する
セッション中に入力するコマンドは保存されるので、以前に使用したコマンドは再入力しなくても繰り返すことができます。
Macの「ターミナル」アプリケーション で、上矢印キーを押します。
最後に入力したコマンドがコマンドラインに表示されます。
目的のコマンドが表示されるまで上矢印キーを押し続けてから、Returnキーを押します。