iPhoneのPagesでWord、PDF、または別のファイルフォーマットに書き出す
Pages書類のコピーを別のフォーマットで保存するには、新しいフォーマットで書き出します。この方法は、別のソフトウェアを使用している人に書類を送信する必要がある場合に便利です。書き出された書類に加える変更は、オリジナルには影響しません。
スマート注釈を使用してマークや編集を追加した場合、書き出されたWordやEPUB書類には、これらのマークや編集は表示されません。書類をPDFに書き出すときに、スマート注釈やコメントを含めるかどうかを選択できます。
注記: 元のファイルにパスワードが設定されている場合は、PDFおよびWordフォーマットで書き出されるコピーにパスワードが適用されます。
Pages書類のコピーを別のフォーマットで保存する
書類を開いて、 をタップします。
「書き出し」をタップしてから、フォーマットをタップします:
PDF: この形式のファイルは、「プレビュー」や「Adobe Acrobat」などのアプリケーションで開いたり、場合によっては編集したりできます。操作補助技術(VoiceOverなど)のためにイメージ、描画、オーディオ、またはビデオの説明を追加した場合、それらは自動的に書き出されます。書類にスマート注釈またはコメントが含まれていて、それらをPDFに含めたい場合は、対応するオプションをオンにしてから、「レイアウトオプション」の右上隅の「書き出す」をタップします。
Word: この形式のファイルは、Microsoft Word(.docxフォーマット)で開いたり編集したりできます。
EPUB: 書類を電子書籍リーダー(「ブック」など)で読めるようにするには、このフォーマットを使用します。EPUBのオプションについて詳しくは、下のタスクを参照してください。
リッチテキストフォーマット(RTF): 本文および表が、フォーマットされた(RTF)テキストおよび表として書き出されます。書き出すことのできるテキストボックス、図形、線、およびグラフが書類内にある場合は、それらはイメージとして書き出され、書類はRTFDフォーマットとして書き出されます。アプリケーションによってはRTFDファイルを開けない場合があります。ページレイアウト書類をRTFまたはRTFDフォーマットとして書き出すことはできません。
書類の送信、保存、または投稿のためのオプションのいずれかをタップします。
場所を選択するか、要求された情報(メールを送信する場合のメールアドレスなど)を入力して、コピーを送信または投稿します。
ブックやその他の書類をEPUBフォーマットで書き出す
書類を電子書籍リーダー(「ブック」など)で読めるように、EPUBフォーマットで書き出すことができます。
書類を開いて、 をタップします。
「書き出す」をタップし、「EPUB」をタップしてから、必要な情報を入力します:
「タイトル」と「作成者」: 公開した場合に、閲覧者に表示したいタイトルと作成者名を入力します。
表紙: 書類の最初のページを使用するか、イメージファイルを選択します(先にファイルをiCloud Driveに保存しておきます)。
レイアウト: 文書作成書類の場合は、ページのレイアウトを維持する「固定レイアウト型」、または読者がフォントのサイズやスタイルを変更できる「リフロー型」(1ページあたりに表示される内容の量が変わることがあります)を選択できます。ページレイアウト書類の場合は、「固定レイアウト型」のみを使用できます。
「カテゴリ」と「言語」: 「詳細オプション」をタップしてから、EPUB書類のカテゴリを割り当て、書類の言語を指定します。
目次を使用: 作成した目次を含めたくない場合は、「詳細オプション」をタップしてから、このオプションの選択を解除します。
フォントを埋め込む: 「詳細オプション」をタップしてから、EPUB書類にTrueTypeフォントとOpenTypeフォントを含めるかどうかをこのオプションで選択します。
Apple Booksの互換性: 「詳細オプション」をタップしてから、このオプションを選択すると、互換性のないムービーがイメージに変換されてこのブックをApple Booksで提供できます。サポートされていないオーディオファイルは削除されます。
書類の送信、保存、または投稿のためのオプションのいずれかをタップします。
場所を選択するか、要求された情報(メールを送信する場合のメールアドレスなど)を入力して、コピーを送信または投稿します。
ブックをApple Booksで購入またはダウンロードできるようにする場合は、Pagesから直接ブックをApple Booksに公開できます。処理中にEPUBファイルが作成されます。先にブックをEPUBフォーマットで書き出しておく必要はありません。