自動色処理

Motionにある3つの「色処理」設定の1つ(「プロジェクトの情報」インスペクタにあります)。HDRメディア、SDRメディア、およびMotionで作成されたテキスト、シェイプ、その他のオブジェクトを組み合わせて使用するプロジェクトでは「自動」を選択します。

「自動」では、トーンマッピングを使って、プロジェクト内のエレメント(クリップ、イメージ、オブジェクト)がプロジェクトの「色空間をレンダリング」設定に合うように調整されます。「色空間をレンダリング」(「表示」プルダウンメニューにあります)がHDRオプションに設定されていると、「自動」によってプロジェクト内のSDRメディアのルミナンスが高くなります。「色空間をレンダリング」がSDRオプションに設定されていると、「自動」によってプロジェクト内のHDRメディアのルミナンスが低くなります。その結果、SDRエレメントとHDRエレメントがプロジェクト内で統合され、同様のレベルの明るさになります。「プロジェクトの情報」インスペクタで「HDR白レベル」スライダを使って、SDRエレメントのブライトネスをさらに調整できます。

Motionの「色処理」設定にはほかに、「Standard Gamut SDR」と「Wide Gamut HDR」の2つがあります。