MacでSidecarを使う
Sidecarを使うと、iPadをMacの2台目のディスプレイにすることができます。作業したり、Apple Pencilで描画したり、PDFやスクリーンショットにマークアップしたりするためのスペースが増えます。
注記: Sidecarは、Apple Pencilに対応していてiPadOS 13が搭載されているiPadモデルで使用できます。詳しくは、Appleのサポート記事「iPadやiPad ProでApple Pencilを使う」および「Sidecarを利用して、iPadをMacの2台目のディスプレイとして使う」を参照してください。
iPadを接続する。MacのメニューバーのAirPlayメニュー 
をクリックし、お使いのiPadを選択します。Sidecarをオンにすると、AirPlayアイコンが青いiPad 
に変わります。iPadをMacから接続解除するには、AirPlayメニューを開き、「接続解除」を選択します。接続解除は、iPadのサイドバーの 
をタップすることでも行えます。
ヒント: AirPlayメニューにiPadが表示されない場合は、iPadでWi-FiまたはBluetoothがオンになっていることを確認してください。また、両方のデバイスで同じApple IDを使ってサインインしている必要があります。
有線接続もワイヤレス接続も。iPadをケーブルで充電したまま接続したり、Macから10メートル（33フィート）以内の距離でワイヤレス接続で使用したりできます。
拡張デスクトップ。iPadを接続すると、自動的にMacの拡張デスクトップになります。アプリケーションや書類をiPadにドラッグするだけで、デスクトップとして使い始めることができます。
デスクトップのミラーリング。両方の画面に同じものを表示するには、AirPlayメニューを開き、「内蔵Retinaディスプレイをミラーリング」を選択します。拡張デスクトップに戻すには、AirPlayメニューを開き、「個別のディスプレイとして使用」を選択します。
Apple Pencilを使う。お気に入りのプロアプリケーションで、精密な描画やクリエイティブな作業をしましょう。MacからiPadにウインドウをドラッグするだけで、Apple Pencilでの作業を始めることができます。
または、Apple Pencilを使ってPDFやスクリーンショット、画像にマークアップできます。詳しくは、Macで連係スケッチと連係マークアップを使うを参照してください。
注記: Apple Pencilの筆圧と傾きは、高度なスタイラス機能に対応しているアプリケーションでのみ有効です。
サイドバーのショートカットを有効活用する。サイドバーを使うことで、よく使うボタンやコントロールにすばやくアクセスできます。アイコンをタップしてアクションを取り消したり、キーボードショートカットを使ったり、メニューバー、Dock、およびキーボードの表示/非表示を切り替えたりできます。
Touch Barのコントロールを使用する（Touch Barの有無に関係なく）。Touch Bar対応のアプリケーションなら、MacにTouch Barが搭載されていてもいなくてもiPadディスプレイの下部にコントロールが表示されます。
さらに詳しく。「macOSユーザガイド」の「iPadをMacの2台目のディスプレイとして使用する」を参照してください。