iCloud Drive とは?
iCloud Drive は、プレゼンテーション、スプレッドシート、PDF、イメージ、およびその他の種類の書類を iCloud に保存するため、iCloud Drive が設定されたすべてのデバイスからそれらの書類にアクセスできます。アプリケーションで書類を共有できるようにするため、複数のアプリケーションで同じファイルの作業を行うことができます。iCloud ファイル共有では、書類やファイルをほかの iCloud ユーザと共有して、共同作業できます。
iCloud Drive は、Mac コンピュータ(OS X v10.10 以降)、iOS デバイス(iOS 8 以降)、および iCloud for Windows(Windows 7 以降が必要)を搭載した Windows コンピュータで使用できます。コンピュータとデバイスは、Apple ID を使用して iCloud にサインインしている必要があります。デバイスで iCloud Drive 機能を選択していない場合、そのデバイス上の書類とデータは、iCloud Drive がオンになっているほかのデバイス上の書類とデータと同期されません。
iCloud Drive に対応した Mac アプリケーションには、Finder、「テキストエディット」、「プレビュー」、「Pages」、「Numbers」、「Keynote」、「iMovie」、「GarageBand」、「QuickTime Player」などがあります。一部の他社製アプリケーションにも対応します。iCloud.com 上の「Pages」、「Numbers」、「Keynote」アプリケーション、および iCloud Drive も iCloud Drive に対応しており、Mac や Windows コンピュータの Web ブラウザからそれらのアプリケーションを使用することができます。
iCloud Drive は、Mac アプリケーションのデータも保存し、iCloud Drive が設定されたほかのデバイスでそれらのデータを最新の状態に保ちます。たとえば、「Safari」は、iCloud Drive を使用してブックマーク、リーディングリスト、および iCloud タブ(ほかのデバイスで開いた Web ページ)を保存します。「メール」は iCloud Drive を使用して、ルール、署名、フラグ名、およびスマートメールボックスを「iCloud Drive」がオンになっている Mac コンピュータで最新の状態を保ちます。また、「メール」は iCloud Drive を使用して、VIP や「宛先の履歴」リストを、「iCloud メール」と「連絡先」がオンになっている Mac コンピュータ(OS X v10.8 以降を搭載)および iOS デバイス(iOS 6 以降を搭載)で同期します。
重要:「書類とデータ」でデバイスを設定してから iCloud Drive にアップグレードした場合は、iCloud に保存されている書類とデータがアップグレード時に iCloud Drive にコピーされます。それらの書類とデータは、その後 iCloud Drive がオンになっているすべてのデバイスで利用できます。
iOS デバイスでの iCloud Drive の使用について詳しくは、iPhone、iPad、または iPod Touch のユーザガイドの「iCloud Drive からファイルを共有する」セクションを参照してください。Windows コンピュータで iCloud Drive を使用する方法については、iCloud ヘルプを参照してください。