Mac、iOSデバイス、およびiPadOSデバイスでセキュリティのために2ファクタ認証を使用する
2ファクタ認証はApple ID用のセキュリティレイヤーで、だれかにパスワードが知られていても、ほかの人がアカウントにアクセスできないように設計されています。
Appleのサポート記事「Apple IDの2ファクタ認証」を参照してください。
Apple IDの2ファクタ認証をオンにする
アカウントにサインインすると、以前に2ファクタ認証をオンにした場合は、すでにオンになっていることが分かります。オンになっていない場合は、新しいMacの設定時にオンにすることができます。また、以下の手順に従えば、「パスワードとセキュリティ」環境設定でいつでもオンにできます。
Macで、アップルメニュー >「システム環境設定」と選択して「Apple ID」 をクリックし、サイドバーで「パスワードとセキュリティ」を選択します。
「2ファクタ認証を設定」をクリックしてから、「続ける」をクリックします。
確認の質問に答えてから、「確認」をクリックします。
確認のために電話番号を入力し、確認方法を選択してから、「続ける」をクリックします。
求められたら、信頼できる電話に送信した6桁の確認コードを使って本人確認を行います。Apple IDから完全にサインアウトしたり、Macを消去したり、セキュリティ上の理由でパスワードを変更する必要がある場合を除いて、そのMacで確認コードの入力を再度求められることはありません。
2ファクタ認証で新しいデバイスまたはブラウザにサインインする
確認コードとは、新しいデバイスやブラウザにApple IDでサインインするときに信頼できるデバイスや電話番号に送信される仮コードのことです。
重要: 受け取った確認コードは、ほかの人に共有しないでください。
確認コードの入力を求められたら、信頼できる電話番号または信頼できるデバイスで通知を探します。
信頼できる電話番号にコードを送信するには、通知で「認証コードが届いていない場合」をクリックしてから、電話番号を選択します。
信頼できるデバイスで、「許可」をタップまたはクリックしてそのデバイスでコードを確認します。
Macでコードを入力します。
オフラインになっている場合でもMacで確認コードを取得する
お使いの電話や信頼できるデバイスで確認コードを受信できない場合や、それらを使用できない場合は、Macがオフラインになっている場合でも、「パスワードとセキュリティ」環境設定で確認コードを取得できます。
重要: 受け取った確認コードは、ほかの人に共有しないでください。
Macで、アップルメニュー >「システム環境設定」と選択して「Apple ID」 をクリックし、サイドバーで「パスワードとセキュリティ」を選択します。
「確認コードを入手」をクリックします。
確認コードを書き留めるか、通知に入力してから、「OK」をクリックします。
信頼できるデバイスを追加する
Mac(macOS 10.11以降)、iOSデバイス(iOS 9)、またはiPadOSデバイスを信頼できるデバイスにするには、MacまたはデバイスでApple IDを使用してサインインする必要があります。
Macを追加する(macOS Catalina以降): アップルメニュー >「システム環境設定」と選択してから、「サインイン」をクリックし、Apple IDを入力します。画面に表示される指示に従います。
Macを追加する(macOS 10.14以前): アップルメニュー >「システム環境設定」と選択し、「iCloud」 をクリックしてから、「サインイン」をクリックし、Apple IDを入力します。画面に表示される指示に従います。
iOSまたはiPadOSデバイスを追加する: 画面上部で「設定」>「<自分の名前>」とタップします。(iOS 10.2以前が搭載されているデバイスを使用している場合は、「設定」>「iCloud」とタップします。)6桁の確認コードを使って本人確認を行います。
すでに別のApple IDを使用してMac、iOSデバイス、またはiPadOSデバイスにサインインしている場合は、サインアウトしてから再度サインインします。
Apple IDから完全にサインアウトしたり、デバイスを消去したり、セキュリティ上の理由でパスワードを変更する必要がある場合を除いて、そのデバイスで確認コードの入力を再度求められることはありません。
信頼できる電話番号を追加する/削除する
2ファクタ認証を設定するには、少なくとも1つの信頼できる電話番号の確認を実行する必要があります。
Macで、アップルメニュー >「システム環境設定」と選択して「Apple ID」 をクリックし、サイドバーで「パスワードとセキュリティ」を選択します。
「編集」をクリックして、次のいずれかを実行します:
電話番号を追加するには、「追加」ボタン をクリックします。Macのログインパスワードを入力します。本人確認のために使用できる電話番号を入力します。テキストメッセージまたは音声通話のどちらで受信したいかを選択してから、「続ける」をクリックします。メールアドレスまたは電話番号に送信されたコードを入力し、「次へ」をクリックします。信頼できる電話番号がリストに表示されます。
メールまたは電話番号を削除するには、電話番号を選択し、「削除」ボタン をクリックしてから「削除」をクリックします。
信頼できるデバイスを表示する/削除する
Macでアップルメニュー >「システム環境設定」と選択し、「Apple ID」 をクリックします。
サイドバーの下部に信頼できるデバイスのリストが表示されます。
次のいずれかを実行します:
信頼できるデバイスの詳細を表示する: リストでデバイスを選択すると、そのデバイスについての詳細が表示されます。
信頼できるデバイスを削除する: リストでデバイスを選択し、「アカウントから削除」をクリックしてから、「削除」をクリックします。
すでに2ファクタ認証を使用している場合はオフにできません。最新バージョンのiOS、iPadOS、およびmacOSの特定の機能には、この追加のセキュリティレベルが必要です。アカウントを最近アップデートして2ファクタ認証をオンにし、その後2ファクタ認証を使用しないことにした場合は、2週間以内に停止する必要があります。登録確認メールを開き、リンクをクリックして前のセキュリティ設定に戻ります。
Apple IDのアカウントページにサインインして、信頼できるデバイスや電話番号を管理することができます。