Mac でコンテンツキャッシュのログと統計情報を表示する
コンテンツキャッシュのログを表示する
コンテンツキャッシュは、サブシステム com.apple.AssetCache にログメッセージを送信します。「ターミナル」で log
コマンドを使用してログを表示することも、「コンソール」アプリケーションを使用してログを表示することもできます。
お使いの Mac で、次のいずれかの操作を行います:
「ターミナル」でログを表示する:Mac の「ターミナル」アプリケーション を開いてから、
log
コマンドを入力します。例:$ log show --predicate 'subsystem == "com.apple.AssetCache"'
「コンソール」でログを表示する:Mac の「コンソール」アプリケーション を開き、検索フィールドに「s:com.apple.AssetCache」と入力して、Return キーを押します。
コンテンツキャッシュによってログに記録される情報の量を増やすことができます。Mac でコンテンツキャッシュの詳細設定を構成するの Verbose キーを参照してください。
log
コマンドの使用について詳しくは、log(1) マニュアルページを参照してください。
コンテンツキャッシュの統計情報を表示する
「アクティビティモニタ」を使用して、コンテンツキャッシュに関する統計情報(コンテンツキャッシュからアップロードおよび提供されたデータ量など)を表示できます。「アクティビティモニタ」には 1 時間以内、24 時間以内、7 日以内、30 日以内の統計情報が表示されます。
Mac の「アクティビティモニタ」アプリケーション を開き、「キャッシュ」をクリックします。
「キャッシュ」オプションを「アクティビティモニタ」で利用するには、コンテンツキャッシュがオンになっている必要があります。「キャッシュ」オプションが表示されない場合は、「アクティビティモニタ」を再起動してみてください。
利用可能な統計情報については、「アクティビティモニタユーザガイド」の「コンテンツキャッシュの動作状況を表示する」を参照してください。
統計情報を使用してコンテンツキャッシュのパフォーマンスを評価できます。例:
コンテンツキャッシュが動作しているかどうかを判断する:「提供されたデータ」行の値が 0 より大きい場合はコンテンツキャッシュは動作しています。
コンテンツキャッシュが役立っているかどうかを判断する:「キャッシュから提供されたデータ」値が「提供されたデータ」に近いほど、コンテンツキャッシュは役立っています。
コンテンツキャッシュに十分な領域があるかどうかを判断する:「最大キャッシュプレッシャー」行の値が 50%を超えている場合、コンテンツキャッシュの領域が不足しています。割り当てる領域を増やしたり、より大きいボリュームにキャッシュを移動したり、またはその両方を実行したりできます。キャッシュサイズの変更について詳しくは、キャッシュサイズを設定するを参照してください。キャッシュの移動について詳しくは、Mac でコマンドラインからコンテンツキャッシュを管理するを参照してください。