Mac上のiMovieで互換性のないメディアを変換する
macOSの32ビットテクノロジーから64ビットテクノロジーへの移行の一環として、macOS Mojave 10.14がQuickTime 7を使用するビデオフォーマットの対応が含まれる最後のバージョンのmacOSとなっています。iMovieは、QuickTime 7を使用するメディアファイルを自動的に検出し、macOS 10.14以降のバージョンのmacOSと互換性があるフォーマットにファイルを変換するオプションを提供します。
最初に通知されたときにファイルを変換しなかった場合は、あとでライブラリが自動的にスキャンされ、互換性のないファイルが変換されるようにすることができます。
重要: 今後の互換性を確保するため、macOS 10.14以降の次のメジャーバージョンのmacOSにアップグレードする前に、必ずファイルを変換してください。アップグレードが完了すると、互換性のないメディアを変換するオプションは利用できなくなります。
現在のライブラリをスキャンして互換性のないメディアを変換する
Mac上のiMovieアプリ で、「ファイル」>「メディアの互換性を確認」と選択します。
ライブラリに互換性のないファイルが見つかると、ウインドウに一覧が表示されます。
「変換」をクリックします。
H.264フォーマットでメディアファイルのコピーが作成されます。元のファイルは、ライブラリと同じフォルダにある「iMovieの互換性のないメディア」フォルダに移動します。元のメディアは変更されません。
互換性のないファイルが見つからない場合/追加ソフトウェアを必要とする場合
ライブラリで互換性のないメディアがスキャンされると、互換性のないファイルが見つからないため、または追加ソフトウェア(コーデックなど)が必要であるためにまだ変換できないファイルが検出される場合があります。その場合、見つからないファイルや追加ソフトウェアが必要なファイルの一覧が表示されます。
Mac上のiMovieアプリケーション で以下のいずれかの操作を行います:
互換性のないファイルが見つからない場合: クリップをライブラリに読み込み直します。
詳しくは、MacからiMovieにメディアを読み込む、iPhoneまたはiPadからMac上のiMovieに読み込む、ファイルベースのカメラからMac上のiMovieに読み込む、またはテープベースのカメラからMac上のiMovieに読み込むを参照してください。
互換性のないファイルが追加ソフトウェアを必要とする場合: 適切なソフトウェアをダウンロードしてインストールします。
詳しくは、追加ソフトウェアに付属のドキュメントを参照してください。
ファイルを変換するには、上記の現在のライブラリをスキャンして互換性のないメディアを変換するの手順に従ってください。
64ビットテクノロジーへの移行によって影響を受けるメディアフォーマットや、macOS 10.14以降のバージョンのmacOSと互換性のあるメディアフォーマットついては、Appleのサポート記事「macOS用iMovieの互換性のないメディアについて」を参照してください。