期間値

期間値」は、時間の長さまたは時間の長さを含むセルへの参照です。期間値は、週(週)、日(日)、時間(時間)、分(分)、秒(秒)、ミリ秒(ミリ秒)から成ります。

期間値は、次の2つの形式のいずれかで入力できます:

  • 数字のすぐ後に時間単位(時間、分など)を入力します。その後にスペースを入れるかどうかは任意です。この形式を各時間単位で繰り返します。「時間」などの正式名称を使っても指定できます。たとえば、「12時間5日3分」は、12時間と5日と3分の期間を表します。数式に直接入力する場合は、その文字列を“12時間5日3分”のように引用符で囲む必要があります。時間単位は、長さの順に入力する必要はなく、スペースは任意です。たとえば、「2週3日2時間10分0秒5ミリ秒」、「3日2時間2週10分0秒5ミリ秒」、「2週3日2時間10分0秒5ミリ秒」は同値です。

  • コロンで区切られた一連の数。この形式を使用する場合は、期間値と日付/時刻値を取り違えるおそれがあるので、秒の引数に小数点とミリ秒の数字を含めるようにします。ミリ秒は0にできます。たとえば、「12:15:30.0」は12時間、15分、30秒の期間を表し、「12:15:30」は午後12:15:30を表します。「0:5:0.0」は厳密に5分の期間を表します。関数に直接入力する場合は、その文字列を“12:15:30.0”、“0:5:0.0”のように引用符で囲みます。特定のフォーマットを使用して期間を表示するように設定されているセルでは、その期間表示に関連する期間単位が適用されます。ミリ秒の指定は不要です。