ヨーロッパ方式
2つの日付の間の日数を計算する際、ヨーロッパ方式では、月の31日は常に同じ月の30日とみなされます。2月は常に30日あるとみなされるため、2月の最後の日が28日でも30日とみなされます。
これに対して、NASD方式では、開始日(たとえば、決済日)の日付値が31の場合にそれを30として処理します。日付値が2月の最後の日でも調整は行われないので、この場合、2月は30日未満ということになります。終了日(たとえば、満期日)の日付値が31で、開始日の日付値が同じ月の30日より前の場合、終了日は翌月の最初の日とみなされます。それ以外の場合、終了日は同じ月の30日とみなされるため、日数は0となります。