レンダリング

エフェクトやトランジションを適用したビデオおよびオーディオを生成し、結果をレンダリングファイルとして保存すること。これらのレンダリングファイルは、Final Cut Proのイベントおよびプロジェクトファイルと共に保存されます。プロジェクトを公開または書き出しするときも、同様にレンダリングされて出力ファイルが作成されます。

エフェクト、トランジション、ジェネレータ、タイトルなど、高品質で再生するにはレンダリングを必要とする項目を追加すると、タイムライン上部のルーラの下にレンダリングインジケータ(薄い灰色の点線)が表示されます。

バックグラウンドレンダリングインジケータ。タイムライン内のクリップの上に表示されている

デフォルトでは、Final Cut Proでの作業とポインタの移動をやめてから0.3秒後に、自動的にバックグラウンドでレンダリングが開始されます。Final Cut Proの設定でバックグラウンドレンダリングをオフにしたりこの設定を調整したりできます。

プロジェクトまたはプロジェクトの一部を手動でレンダリングするには、次のいずれかの操作を行います:

  • プロジェクトの一部をレンダリングする: タイムラインで、レンダリングしたいクリップを選択し、「変更」>「選択部分をレンダリング」と選択します(またはControl+Rキーを押します)。

    注記: 選択部分は、範囲選択ではなく、クリップ選択である必要があります。

  • プロジェクト内でレンダリングを必要とするすべての部分をレンダリングする: 「変更」>「すべてレンダリング」と選択します(またはControl+Shift+Rキーを押します)。