LUT(ルックアップテーブル)

ピクセル値の数値変換によってイメージの外観を変えることができるデータセットです。 Final Cut Proでは2種類のLUTが使われます:

  • カメラのLUTカメラの対数変換LUTとも呼ばれます)では、Log録画オプションに対応するビデオカメラで撮影したメディアの対数処理ができます。Final Cut Proでメディアを読み込むと、メディア内のメタデータが検出されて対数フォーマットが判別され、適切な内蔵のカメラのLUTが自動的に適用されます。カメラのLUTはライブラリにあるクリップのすべてのインスタンスに適用され、どのクリップエフェクトよりも前に適用されます。

  • カスタムLUTエフェクトは、エフェクトレイヤーのどの位置でもタイムラインクリップに適用できるクリップエフェクトです。LUTエフェクトは、素材のスタイルを調整して外観をカスタマイズするために使うことができます。カスタムLUTエフェクトは、さまざまな提供元から購入およびダウンロードできます。また、比較的安価なカラーグレーディングソフトウェアやプラグインを使って自分で作成することもできます。