Final Cut ProのSpace Designerの「Output」スライダ
「Output」コントロールでは、直接の(ドライ)信号と処理済みの信号のバランスを調整できます。使用可能なコントロールは、Space Designerの入力設定によって異なります。
モノ、モノ→ステレオ、またはステレオエフェクトとしてSpace Designerを接続した場合は、2つの出力スライダが表示されます。1つは直接信号用、もう1つはリバーブ信号用のスライダです。
サラウンド設定の場合、小さなサラウンド出力ミキサーを構成する、4つの出力スライダがあります。
クリップにSpace Designerエフェクトを追加する方法や、エフェクトのコントロールを表示する方法については、Final Cut ProのクリップにLogicエフェクトを追加するを参照してください。.
モノ/ステレオ出力設定コントロール
「Dry」スライダ: エフェクトがかかっていない(ドライ)信号のレベルを設定します。
「Rev」(Reverb)スライダ: エフェクトがかかった(ウェット)信号の出力レベルを調整します。
サラウンド出力設定コントロール
「C」(Center)スライダ: ほかのサラウンドチャンネルとは別に、センターチャンネルの出力レベルを調整します。
「Bal」(Balance)スライダ: フロント(L-C-R)チャンネルとリア(Ls-Rs)チャンネルのレベルのバランスを設定します。
7.1 ITUサラウンドでは、サラウンドアングルを考慮してLm-Rmスピーカーを軸に、その前後でバランスを設定します。
7.1 SDDSサラウンドの場合は、Lc-Rcスピーカーがフロントスピーカーと見なされます。
「Rev」(Reverb)スライダ: エフェクトがかかった(ウェット)信号の出力レベルを調整します。
「Dry」スライダ: エフェクトがかかっていない信号の全体的なレベルを設定します。