「アクセシビリティキーボード」環境設定
「アクセシビリティ」の「キーボード」システム環境設定の「アクセシビリティキーボード」パネルで、アクセシビリティキーボードのオプションを有効にして設定し、滞留のオプションを設定します。
このパネルを開くには、アップルメニュー>「システム環境設定」と選択して「アクセシビリティ」をクリックし、「キーボード」をクリックしてから「アクセシビリティキーボード」をクリックします。
「アクセシビリティキーボード」オプション
アクセシビリティキーボード(物理キーボードを使わずに入力して操作できる、画面上に表示されるキーボード)を使用するオプションを設定します。
アクセシビリティキーボードを有効にする | アクセシビリティキーボードを表示して使用します。 パネルエディタを使用してアクセシビリティキーボードで利用できるカスタムパネルを作成するには、「パネルエディタ」をクリックします。 |
操作がなければパネルをフェード | 操作がない状態で指定の時間が経過すると、キーボードが指定された割合でフェードされます(割合が低くなるとキーボードがよりはっきりと表示され、割合が高くなると見にくくなり、100% で非表示になります)。キーボードを再び完全に表示するには、フェードしたキーボードの上にポインタを移動させるか、非表示の場合はポインタを動かします。 このオプションは、映画を鑑賞する場合など、しばらくキーボードが必要ない場合や、キーボードで隠れているデスクトップの一部を表示させたい場合に便利です。 |
キー音を鳴らす | キー(Caps Lock キーを除く)を選択したときにサウンドを鳴らします。 |
キーを入力する操作 | 入力が実行されるか、マウスの上方向または下方向のアクションが実行されます。 |
ホットコーナー | ポインタを画面のコーナーに置いたときに実行するアクションを設定します。各コーナーのポップアップメニューをクリックして、アクションを選択します(「左クリック」など)。 ホットコーナーを使ってアクセシビリティキーボードまたはカスタムパネルを表示する場合、それをそのホットコーナーに移動させるか、現在の位置に置いておくかを選択できます。ホットコーナーに移動させたくない場合は、「アクションを作動させたホットコーナーの位置にパネルを移動」の選択を解除します。 ホットコーナーの設定が終わったら「OK」をクリックします。 |
滞留オプション | 滞留(ポインタを項目の上で動かさずに設定した時間静止させる)のオプションを設定します。滞留は、ヘッドトラッキングやアイトラッキング技術を利用するときに便利です。 |
滞留オプション
滞留オプションを設定し、滞留アクションメニューを表示するタイミング、ポインタを項目の上に移動したときに実行するアクション、ポインタを項目の上で静止させる時間などを決めます。
滞留アクションをパネルに表示 | アクセシビリティキーボードとカスタムパネルの上部に滞留アクションのボタンを表示します。 |
滞留アクションをメニューバーに表示 | メニューバーに滞留アクションのステータスメニューを表示します。 |
パネル内で常に滞留 | アクセシビリティキーボードとカスタムパネルで項目を選択するとき、メニューバーまたはオプションメニューで「一時停止」が選択されている場合でも、常に滞留を使用します。 パネルで滞留を使用するとき、デフォルトのアクションは左クリックです。 |
ズーム 時間設定 | 指定した時間、ポインタが待機状態だった場合、ズームウインドウを表示します。ウインドウでは、ポインタを移動した領域とポインタが拡大されます。 ズームウインドウのサイズはピクチャ・イン・ピクチャのズーム機能で設定したサイズに対応します。この設定を確認するには、アップルメニュー>「システム環境設定」と選択して「アクセシビリティ」をクリックし、「ズーム機能」をクリックします。 パネル内で「ズームの方法」ポップアップメニューをクリックして「ピクチャ・イン・ピクチャ」を選択し、「オプション」をクリックして、サイズを調整します。 注記:「ズーム機能」パネルでほかの設定を変更しないでください。滞留のズームウインドウが無効になることがあります。 |
滞留時間インジケータを非表示 | 滞留使用中に滞留ポインタ およびカウントダウンを非表示にします。 |
滞留アクション | ポインタを項目の上に移動したときに実行するデフォルトアクション(右クリック、スクロールメニューの表示、項目のドラッグ&ドロップなど)を選択します。または、オプションメニューを表示するようにして、その都度アクションを切り替えます。 メニューバーに滞留のステータスメニューが表示されている場合は、そこからもアクションを選択できます。 |
左クリックに自動的に戻す | 実行するアクションを選択した後、次に実行されるアクションが必ず左クリックになるようにします。 このオプションは、実行時の左クリック回数が他のアクションより多くなる場合に便利です。 |
デフォルトの滞留時間 | 画面の項目にポインタを移動してから、アクションが実行されるまでの時間です。 |
パネルの滞留時間 | パネルの項目にポインタを移動してから、左クリックアクションが実行されるまでの時間です。 |
滞留時の動きの許容範囲 | ポインタの移動距離がこのピクセル数以下であれば、項目上に滞留していると見なされます。移動距離がこの値を超えると、このアクションは実行されません。 |