OS X:カーネルパニックについて

まれに、Mac が自動的に再起動して電源が切れ、「コンピュータを再起動する必要があります。」というメッセージが表示されるか、応答しなくなることがあります。これはカーネルパニックが発生したことを示します。

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OS X Mavericks のカーネルパニックの症状

OS X Mavericks で同様の症状が発生している場合は、こちらの記事 を参照してください。

OS X Lion 以前のカーネルパニックの症状

「コンピュータを再起動する必要があります。パワーボタンを数秒間押し続けるか、リセットボタンを押してください。」というメッセージが表示されることがあります。

このメッセージが表示されず、Mac が応答しなくなることもあります。

OS X Mountain Lion のカーネルパニックの症状

Mac が自動的に再起動します。

3 分以内に新しいカーネルパニックが 5 回発生した場合、禁止サインが 30 秒間表示され、Mac がシステム終了します。この問題が発生した場合は、この記事の「繰り返し発生するカーネルパニックのトラブルシューティング」のセクションに進んでください。

起動時にカーネルパニックが発生しなかった場合、「問題が起きたためコンピュータを再起動しました。このまま起動する場合は、いずれかのキーを押すか、数秒間そのままお待ちください。」というメッセージが数秒間表示されます。

次に Apple ロゴおよび回転するギアマークが表示され、Mac が起動を開始します。

「問題が発生したためコンピュータをシステム終了しました。」というメッセージが 60 秒間表示されます。

「開く」をクリックし、カーネルパニック時にアクティブだったアプリケーションを開きます。

ログイン後、「問題が発生したためコンピュータを再起動しました。」というダイアログが表示されます。


「レポート」をクリックしてカーネルパニックの詳細を表示します。

「OK」をクリックして Apple にレポートを送信します。

重要:「問題の詳細およびシステム構成」フィールドに「machine check」という用語が表示されている場合は、この記事の「繰り返し発生するカーネルパニックのトラブルシューティング」>「ハードウェアのトラブルシューティング」のセクションに進んでください。

注意:お客様がソフトウェアのデベロッパの場合、起動システムの設定およびデバッグフラグによってはカーネルパニックの発生時に異なる症状が出ることがあります。

ほとんどの場合、カーネルパニックは Mac 自体が問題で発生するのではありません。Mac の外部の問題が原因で発生する場合がほとんどです。カーネルパニックが数週間以内に再度発生しない場合は、これ以上トラブルシューティングを行う必要はありません。

カーネルパニックを防ぐには、ソフトウェア・アップデートで「お使いのソフトウェアは最新です。」というメッセージが表示されるまで、適用可能なすべてのソフトウェアアップデートを インストールします。OS X のアップデートによって、適切でないネットワークパケットなど、外部の問題に関する耐性が向上します。ここまでの手順を実行すると、ほとんどのカーネルパニックが解決されます。

OS X Lion 以前の場合は、以下の手順に従います。

  1. 電源ボタンを数秒間押して、Mac の電源を切ります。
  2. Mac の電源を入れます。
  3. Mac が起動したらすぐに「shift」キーを押し、セーフモードで セーフブート します。注意:他社製の外部キーボードを使っているためにセーフブートで起動できない場合は、Apple Keyboard を代わりに使ってみてください。
  4. Mac の起動時、またはセーフモード中に別のカーネルパニックが発生する場合は、下の「繰り返し発生するカーネルパニックのトラブルシューティング」のセクションに進んでください。
  5. セーフブート後起動時にカーネルパニックが発生しない場合は、Apple メニュー () >「再起動」を選択して、通常通りの方法で Mac を再起動します。

重要:数週間以内に別のカーネルパニックが発生した場合は、下の「繰り返し発生するカーネルパニックのトラブルシューティング」のセクションを参照してください。

注意:Mac のハードウェアおよびソフトウェアを確認して問題がないにもかかわらず、カーネルパニックが繰り返し発生する場合、ネットワーク上の何かが Mac に適切でないネットワークパケットを送信していることが原因である可能性があります。このような場合は、ネットワークでデバイスを確認してください。ルーターのファームウェアが最新のものであるかと、ルーターが機能しているかを確認してください。ルーターのメーカーからサービスおよびサポートを受けてください。

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繰り返し発生するカーネルパニックのトラブルシューティング

繰り返し発生するカーネルパニックの診断は難しい場合があります。このプロセスを回避する、または以下の手順の実行方法がわからない場合は、Apple Store (直営店) のジーニアス、または Apple 正規サービスプロバイダまでお使いの Mac をお持ちいただきサポートをご依頼ください。ドライブの再フォーマットまたは交換が必要な場合は、お使いの Mac の特別なデータリカバリサービスへのエスカレーションについてお客様に連絡するよう必ずご依頼ください。Apple Store (直営店) にお越しいただく場合は、あらかじめ Genius Bar (http://www.apple.com/jp/retail/geniusbar/) のご予約をお願いいたします。

ヒント:繰り返し発生するカーネルパニックの診断に役立てるために、カーネルパニックが発生した日時、およびカーネルパニックで表示される情報のメッセージを記録します。

  • 繰り返し発生するカーネルパニックが起こったとき、コンピュータは起動、システム終了、または特定のタスクを実行中でしたか?
  • カーネルパニックは断続的ですか?それとも特定のことをするときに毎回発生しますか?
  • 特定の外部デバイスが接続されている、またはデバイスが特定のポートに接続されているときにのみ発生しますか?

カーネルパニックの原因となるハードウェアまたはソフトウェアを特定する

  1. 復元機能 または Mac のインストールメディアから Mac を起動します。注意:カーネルパニックがまだ発生する場合は、この記事の「ハードウェアのトラブルシューティング」のセクションに進みます。
  2. ディスクユーティリティを開き、Mac の内蔵ハードドライブ (デフォルトでは「Macintosh HD」) の「ディスクの修復」を実行します。

    重要:ディスクユーティリティが内蔵ドライブを修復できない場合は、Apple Store (直営店) のジーニアス、または Apple 正規サービスプロバイダまでお使いの Mac をお持ちいただきサポートをご依頼ください。ドライブの再フォーマットまたは交換が必要な場合は、お使いの Mac の特別なデータリカバリサービスへのエスカレーションについてお客様に連絡するよう必ずご依頼ください。Apple Store (直営店) にお越しいただく場合は、あらかじめ Genius Bar (http://www.apple.com/jp/retail/geniusbar/) のご予約をお願いいたします。
     
  3. 少なくとも 10 GB の空き容量がある外部ドライブを接続します。注意:外部ドライブが原因でカーネルパニックが発生していないことを確認し、外部ドライブが USB、FireWire、または Thunderbolt ポートに接続されている唯一のデバイスであることを確認します。外部ドライブおよびそのケーブルを別の Mac に接続すると、外部ドライブが原因でカーネルパニックが発生していないことを確認するのに役立ちます。
  4. 外部ドライブに OS X をインストールします。
  5. 外部ドライブから起動します。
  6. ソフトウェア・アップデートでソフトウェアが最新の状態であると表示されるまで、すべてのソフトウェアアップデートを インストールします
  7. 外部ドライブの Apple アプリケーションを使って、Web の閲覧、QuickTime ムービーの表示、メールの作成、プリント、スキャンなどのアクティビティを行います。カーネルパニックが通常発生するタイミングまで Mac を使います。
  8. カーネルパニックが発生したら、この記事の「ハードウェアのトラブルシューティング」のセクションに進んで、問題の診断を続けます。
    カーネルパニックが発生しない場合は、この記事の「ソフトウェアのトラブルシューティング」のセクションに進んで、問題の診断を続けます。

ハードウェアのトラブルシューティング

上記のテストで使った外部ドライブを取り外し、カーネルパニックの原因がハードウェアの問題であるかどうか確認します。

周辺機器を最初に確認する

Mac にデバイスが接続されていない場合は、次のセクションに移動します。

  1. お使いの Mac の電源を切ります。
  2. すべての周辺機器を外します。デスクトップの Mac をお使いの場合は、ディスプレイおよび Apple Keyboard と Apple Mouse または Apple Trackpad のみが接続されていることを確認します。
  3. Mac の電源を入れます。
  4. カーネルパニックが通常発生するタイミングまで Mac を使います。
  5. カーネルパニックが発生する場合は、次のセクションに進み、内蔵 RAM と他社製のハードウェアを確認します。
    カーネルパニックが発生しない場合は、Mac の電源を切り、一度に 1 台の周辺機器を接続し、カーネルパニックが発生するまでテストします。
     
    • 注意:周辺機器の組み合わせがカーネルパニックの原因であることがあります。一度に 1 台の周辺機器を取り外して、カーネルパニックがその周辺機器のみによって発生しているかどうか確認します。カーネルパニックが発生しない場合は、カーネルパニックを発生させるのに必要なほかの周辺機器がわかるまで、周辺機器を追加し続けます。

内蔵 RAM と他社製のハードウェアを確認する

  1. お使いの Mac の電源を切ります。
  2. Apple 製の RAM を取り付け直し、他社製の RAM と他社製の内蔵ハードウェアを取り外します。お使いのシステムに取り付けられていた Apple 製の RAM がない場合は、他社製の RAM を取り付け直します。
  3. Mac の電源を入れます。
  4. カーネルパニックが通常発生するタイミングまで Mac を使います。
  5. カーネルパニックが発生しない場合は、他社製の RAM または内蔵の他社製ハードウェアを交換しなければならない可能性があります。
    カーネルパニックが発生する場合は、Apple Store (直営店) のジーニアス、または Apple 正規サービスプロバイダまでお使いの Mac をお持ちいただきサポートをご依頼ください。ドライブの再フォーマットまたは交換が必要な場合は、お使いの Mac の特別なデータリカバリサービスへのエスカレーションについてお客様に連絡するよう必ずご依頼ください。Apple Store (直営店) にお越しいただく場合は、あらかじめ Genius Bar (http://www.apple.com/jp/retail/geniusbar/) のご予約をお願いいたします。

ソフトウェアのトラブルシューティング

上記のテストで使った外部ドライブを取り外し、カーネルパニックの原因がソフトウェアの問題であるかどうか確認します。

  1. 復元機能 または Mac に付属のインストールメディアから Mac を起動し、Mac に OS X を再インストールします。
  2. 内蔵ドライブから起動します。
  3. ソフトウェア・アップデートを実行して、ソフトウェア・アップデートで「お使いのソフトウェアは最新です。」というメッセージが表示されるまで、すべてのアップデートをインストールします。
  4. 特にドライバやカーネル機能拡張など、他社製のソフトウェアアップデートをダウンロードしてインストールしてから、他社製のソフトウェアを再インストールします。
    たとえば、次のような問題があります。
    • 仮想化ソフトウェア
    • 追加した他社製のディスプレイカードのドライバ
    • アンチウィルスソフトウェア
    • ネットワークソフトウェア (特に他社製のネットワークデバイスを有効にするソフトウェア)
    • 追加したファイルシステムサポートソフトウェア (たとえば、NTFS 形式のメディアへの書き込みを可能にするソフトウェア)

カーネルパニックの問題が解決しない場合は、以下の手順で OS X を新規インストールする必要があります。

  1. 復元機能 または Mac に付属のインストールメディアから Mac を起動します。
  2. 内蔵ドライブの ディスクユーティリティ 経由で十分な空き容量がある外部ドライブにディスクイメージのバックアップを行います。
  3. ディスクユーティリティを使って内蔵ドライブを消去します。
  4. OS X をインストールします。
  5. 内蔵ドライブから起動します。
  6. ソフトウェア・アップデートを実行して、ソフトウェア・アップデートで「お使いのソフトウェアは最新です。」というメッセージが表示されるまで、すべてのアップデートをインストールします。
  7. 他社製の App を再インストールし、手順 2 で作成したディスクイメージのバックアップからユーザデータをコピーします。
    注意:バックアップディスクイメージの「/ライブラリ」および「/システム」ディレクトリからデータをコピーしないようにしてください。

カーネルパニックおよびパニックのログに関する詳細情報

カーネルパニックのログを確認すると、詳細情報を得ることができます。コンピュータを再起動した後で、PRAM をリセットしない限り、カーネルパニックに関するテキストがログに追加されます (カーネルパニックのテキストは再起動するまで PRAM に保管されます)。Mac OS X v10.6 以降では、ログは「/ライブラリ/Logs/DiagnosticReports」にあります。

開発者がソフトウェアに関する問題を調査する際に役立つ情報がログに含まれている可能性があります。また、この情報は、カーネルパニックの原因の可能性があるイベントに関する最初の手掛かりも提供します。 

カーネルパニックの理解とデバッグ – この Technote では、カーネルパニックについて、特にその本質、カーネルパニックのログの読み方、およびパニックの原因となったコードのデバッグ方法について説明しています。

カーネルコアダンプ - この Technote では、カーネルパニックについてのデータを収集するために使われるリモートのカーネルコアダンプを有効にする方法について説明しています。

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