iBooks Author ブックのパフォーマンスを最適化する
iBooks Author では、iBooks に対応したメディア満載のブックを作成できます。大きなブックになると、プレビュー、書き出し、発行に時間がかかります。そうしたブックのパフォーマンスを改善する方法をご紹介します。
画像の取り扱い
できるだけ、不透過なラスター画像には JPG ファイルを、透明なラスター画像には PNG ファイルを使います。
画像は iBooks Author に読み込む前に、必要なサイズと向きになるようにサイズ変更、トリミング、回転しておきます。
高解像度の画像を使う必要がある場合は、ブックの完成間近に追加します。
画像のサイズは、読者が使うディスプレイの種類によって違ってきます。iBooks Author で作成したブックを Retina ディスプレイモデルのデバイスまたは Retina ディスプレイ非搭載のデバイスに合わせて最適化する方法については、こちらの記事を参照してください。
ムービーの取り扱い
iBooks Author で使用するムービーは、書き出す前に必要な長さにトリミングします。
iBooks Author でムービーファイルを使う方法については、こちらの記事を参照してください。
一般的なヒント
ブックをセクションのある章に分けて最適化します。大きいセクションや章は作らないようにします。
単一ページにウィジェットを多く入れないようにします。
iBooks Store に公開できるブックのサイズは最大 2.0 GB です。それより大きいブックは、ほかのチャンネルを使って無料配布することも可能ですが、パフォーマンスに支障をきたす諸症状が起きることなく快適に読めるように、サイズを小さくすることを検討してください。
iBooks Author のプレビュー機能を使用する代わりに、iBooks ファイルとしてブックを書き出すこともできます。そのファイルを iTunes から自分の iPad にコピーします。