Java for Mac OS X 10.5 Update 8 のセキュリティコンテンツについて

Java for Mac OS X 10.5 Update 8 のセキュリティコンテンツについて説明します。

Java for Mac OS X 10.5 Release 8 のセキュリティコンテンツについて説明します。これは、システム環境設定の「ソフトウェア・アップデート」パネル、または サポートダウンロード からダウンロードしてインストールできます。

Apple では、ユーザ保護の観点から、徹底的な調査が完了して必要なパッチやリリースが利用可能になるまでは、セキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。Apple 製品のセキュリティについては「Apple 製品のセキュリティ」Web サイトを参照してください。

Apple Product Security PGP キーについて詳しくは、こちらの記事 を参照してください。

CVE ID でも脆弱性に関する詳細な情報を参照できます。

その他のセキュリティアップデートについては、こちらの記事 を参照してください。

Java for Mac OS X 10.5 Update 8

  • Java

    CVE-ID: CVE-2009-3555、CVE-2010-1321

    対象となるバージョン:Mac OS X v10.5.8、Mac OS X Server v10.5.8

    影響:Java 1.6.0_20 に複数の脆弱性がある。

    説明:Java 1.6.0_20 に複数の脆弱性があります。もっとも重大な脆弱性は、信頼されていない Java アプレットによって Java サンドボックス外の任意のコードが実行される可能性があることです。悪意を持って作成された信頼されていない Java アプレットが含まれる Web ページにアクセスすると、現在のユーザの権限を使って任意のコードが実行される可能性があります。この問題は、Java バージョン 1.6.0_22 にアップデートすることによって解消されます。詳しくは、Java Web サイト http://www.oracle.com/technetwork/jp/java/javase/releasenotes-136954.html を参照してください。

  • Java

    CVE-ID: CVE-2009-3555、CVE-2010-1321

    対象となるバージョン:Mac OS X v10.5.8、Mac OS X Server v10.5.8

    影響:Java 1.5.0_24 に複数の脆弱性がある。

    説明:Java 1.5.0_24 に複数の脆弱性があります。もっとも重大な脆弱性は、信頼されていない Java アプレットによって Java サンドボックス外の任意のコードが実行される可能性があることです。悪意を持って作成された信頼されていない Java アプレットが含まれる Web ページにアクセスすると、現在のユーザの権限を使って任意のコードが実行される可能性があります。この問題は、Java バージョン 1.5.0_26 にアップデートすることによって解消されます。詳しくは、Java Web サイト http://java.sun.com/j2se/1.5.0/ja/ReleaseNotes.html を参照してください。

  • Java

    CVE-ID:CVE-2010-1826

    対象となるバージョン:Mac OS X v10.5.8、Mac OS X Server v10.5.8

    影響:Java アプリケーションを実行する別のユーザの権限を使って、ローカルユーザが任意のコードを実行できる可能性がある。

    説明:updateSharingD による Mach RPC メッセージの処理時に、コマンドが挿入される問題があります。Java アプリケーションを実行する別のユーザの権限を使って、ローカルユーザが任意のコードを実行できる可能性があります。この問題は、ユーザごとの Java Shared Archive を実装することによって解消されます。この問題は、Mac OS X の Java でのみ発生します。この問題の報告は、Dino Dai Zovi 氏の功績によるものです。

  • Java

    CVE-ID:CVE-2010-1827

    対象となるバージョン:Mac OS X v10.5.8、Mac OS X Server v10.5.8

    影響:悪意を持って作成された Java アプレットタグが含まれる Web ページにアクセスすると、アプリケーションが予期せず終了したり、現在のユーザの権限を使って任意のコードが実行されたりする可能性がある。

    説明:Java によるアプレットウインドウの境界の処理時に、メモリ破損の問題が発生する可能性があります。悪意を持って作成された Java アプレットタグが含まれる Web ページにアクセスすると、アプリケーションが予期せず終了したり、現在のユーザの権限を使って任意のコードが実行されたりする可能性があります。この問題は、ウインドウの境界の検証を強化することによって解消されます。この問題は、Mac OS X の Java でのみ発生します。

重要:Apple 以外の他社製品に関する記述は、情報提供のみを目的としており、Apple による支持または推奨を意味するものではありません。詳細については、「ベンダーに関する情報を見つける」を参照してください。

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