Mac OS X Server v10.6:Xgrid のタスクの数を CPU コアごとに変える

Mac OS X Server v10.6 でマッピングしているデフォルトの仮想タスクプロセッサをエージェントベースでオーバーライドできます。Xgrid エージェントの環境設定ファイルに ProcessorCount 整数値が存在する場合、その値がデフォルト値の動作をオーバーライドします。Xgrid エージェントは、ProcessorCount 値で指定される仮想タスクプロセッサと同じ数の仮想タスクプロセッサを割り当てます。この方法で指定する値に明示的な制限はありません。たとえば、この値を使用して、通常もっと多くのタスクを実行できるのに、同時に実行するタスクの数を 1 つに制限したり、逆に、通常複数のタスクを実行できないのに、同時に実行するタスクを複数許可したりできます (通常実行できるタスクの数の詳細については、下記の詳細情報を参照してください)。

注意:Mac OS X Server v10.6 のデフォルトのタスク割り当て動作を変更する前に、Xgrid 活用率を分析し、作業負荷とタスク割り当てのパフォーマンスを最適にするタスク制限を洗い出します。

次のターミナルコマンドで、ProcessorCount エージェントの環境設定の値に Mac OS X Server v10.5 エージェントが割り当てるタスクプロセッサの数が設定されます。

defaults write /Library/Preferences/com.apple.xgrid.agent ProcessorCount `sysctl hw.ncpu | cut -f 2 -d " "`


このコマンドは、各 Xgrid エージェントホストの管理者権限を持つユーザとして実行します。コマンド全体を 1 行に入力してください。

Mac OS X Server v10.5 では、Xgrid で論理 CPU コアと仮想タスクプロセッサを 1 対 1 にマッピングしていました。シングルコアのシングルプロセッサコンピュータでは、Xgrid エージェントは、同時に 1 つのタスクしか実行しません。シングルコアのデュアルプロセッサコンピュータおよびデュアルコアのシングルプロセッサコンピュータでは、Xgrid エージェントは同時に最高 2 つのタスクを実行します。クアッドコア Xserve (Early 2009) および Mac Pro (Early 2009) には、8 つの物理コアですが 16 の論理コアがあり、Xgrid エージェントは同時に最高 16 のタスクを実行します。

Mac OS X Server v10.6 では、Xgrid エージェントが各 2 つの物理コアを 1 つのタスクプロセッサにマッピングします。シングルコアのシングルプロセッサコンピュータは、今後も同時に 1 つのタスクしか実行せず、シングルコアのデュアルプロセッサコンピュータおよびデュアルコアのシングルプロセッサコンピュータでも同様です。クアッドコア Xserve (Early 2009) またはクアッドコア Mac Pro (Early 2009) は、同時に 4 つのタスクを実行するようになります。

Xgrid エージェントが実行するタスクでは、今後もすべてのコアにアクセスします。Xgrid に従うタスクでは、Grand Central Dispatch などのテクノロジーを使って、使用可能なすべてのコアを有効利用することをお勧めします。

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