Mac OS X Server v10.6:Mailman が仮想ドメインに対応するようにメールサービスを設定する

メールサービスのメーリングリストを設定して Postfix スタイルの仮想ドメインを利用するには、以下の手順を実行します。

  1. 「サーバ管理」でメールサーバを停止します。
  2. 対象のメールサービスで、「設定」>「詳細」>「ホスト」に移動します。 
  3. 仮想ホストを有効にして、仮想ホストを追加します。
  4. 「メーリングリスト」タブをクリックします。
  5. 「Mailman メーリングリストを有効にする」チェックボックスを選択します。
  6. Postfix 設定ファイルを変更し、変数「virtual_alias_maps」を、「virtual-mailman」ファイルのパスになるように変更します。この変更を行うには、「ターミナル」を開いて以下のコマンドを入力し、現在の設定を表示させます。
    sudo /usr/sbin/postconf virtual_alias_maps
    以下のような結果が表示されます。
    virtual_alias_maps = hash:/etc/postfix/virtual_users
     
  7. 以下のコマンドを入力して、「virtual-mailman」ファイルのパスを追加します。
    sudo /usr/sbin/postconf -e virtual_alias_maps='hash:/etc/postfix/virtual_users, hash:/var/mailman/data/virtual-mailman'
     
  8. 任意のテキストエディタで、「/usr/share/mailman/Mailman/mm_cfg.py」を開きます。
  9. Mailman で更新させる仮想ドメインのリストに、変数「POSTFIX_STYLE_VIRTUAL_DOMAINS」を追加します。 たとえば、仮想ドメイン「virtual1.dom」および「virtual2.dom」を追加する場合、Mailman 設定ファイル「mm_cfg.py」は以下のようになります。
        ################################################## # Put your site-specific settings below this line. MTA = 'Postfix' DEFAULT_EMAIL_HOST = '<your_host>' DEFAULT_URL_HOST = '<your_host>' POSTFIX_STYLE_VIRTUAL_DOMAINS = [ 'virtual1.dom', 'virtual2.dom', ] 
  10. 設定が完了した後は、仮想ドメインのメーリングリストを作成します。  Mailman の newlist ツールで、「-e」オプションを使って仮想ドメインを割り当てます。  リスト管理者の電子メールアドレスおよび初期リストパスワードを入力します (以下を参照)。
    sudo /usr/share/mailman/bin/newlist –e 'virtual1.dom' my-list
    リスト管理者のメールアドレスを入力してください:list-admin@virtual1.dom
    my-list の初期パスワード:  password
    Enter を押して my-list の管理者にメール通知する...

    注意: 最後に「return」キーを押すと、リストが作成されます。  ここで「–e」オプションを使ったホスト名は、変数「POSTFIX_STYLE_VIRTUAL_DOMAINS」で設定した名前と一致している必要があります。
     
  11. 以下のコマンドを使い、「virtual-mailman」ファイルおよび「virtual-mailman.db」ファイルが「/var/mailman/data/」に作成されていることを確認します。
    ls -la /var/mailman/data/
    以下のような結果が表示されます。

    -rw-r--r--   1 _mailman  _mailman  14114 Dec 22  2008 sitelist.cfg
    -rw-rw----   1 _mailman  _mailman   2293 Jun 30 15:07 virtual-mailman
    -rw-rw-r--   1 _mailman  _mailman  16384 Jun 30 15:07 virtual-mailman.db
  12. アクセス権が上記のようになっていない場合は、以下のコマンドを使って所有権およびアクセス権を変更します。
    sudo chown _mailman:_mailman /var/mailman/data/virtual-mailman* sudo chmod 660 /var/mailman/data/virtual-mailman sudo chmod 664 /var/mailman/data/virtual-mailman.db
     
  13. 仮想ドメインの追加が完了したら、メールサーバを起動できます。

    注意: 変数「POSTFIX_STYLE_VIRTUAL_DOMAINS」は、仮想メーリングリストを作成する前に、「mm_cfg.py」に追加する必要があります。

「サーバ管理」で「仮想ホストを有効にする」を無効にした場合は、「virtual-mailman」ファイルへのパスが変数「virtual_alias_maps」から削除されるため、「仮想ホストを有効にする」を再度有効にした際には、手動で再度追加する必要があります。

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