Xsan 2.2:ネイティブの拡張属性を有効にする

SAN 上にあるすべてのコンピュータで Xsan 2.2 以降が実行されている場合は、SAN ボリュームでネイティブの拡張属性を有効にすると、ボリュームのパフォーマンスと効率が向上します。

この記事はアーカイブ済みで、これ以上更新されることはありません。

重要:ボリュームでいったん有効にしたネイティブの拡張属性は無効にできません。

ネイティブの拡張属性を有効にするには、以下の手順を実行します。

  1. Xsan Admin を開きます。
  2. 「SAN アセット」から「ボリューム」を選択します。
  3. ネイティブの拡張属性を有効にするボリュームを選択します。
  4. 「アクション」(歯車) メニューから「ボリューム設定を編集」を選択します。
  5. 拡張属性の横にある「ボリューム設定を編集」を選択します。

ボリュームを変換してネイティブの拡張属性を使えるようにする場合、変換に要する時間はボリュームに含まれているファイル数によって異なります。ファイル数が多い場合は数時間かかる場合もあります。変換中、ボリュームは変換しているコントローラにのみマウントされます。変換が完了すると、クライアントとほかのコントローラにボリュームがマウントされます。

ネイティブの拡張属性を有効にすると、「dotclean」というツールが実行され、._AppleDouble ファイルが、ネイティブ保存の拡張属性に変換されます。

拡張属性の作成に関するトラブルシューティング

状況によっては、ネイティブの拡張属性を有効にしている間に Xsan Admin が反応しなくなる場合があります。上記で説明したとおり、変換プロセスには数時間かかる場合もありますが、進捗バーに「拡張属性を変換中...」と長い間表示されたままになっている場合は、次のコマンドを実行して、変換プロセスが実行されているかどうか確認できます。

ps -ax | grep dotclean

変換プロセスが実行されている場合は、プロセスが完了するまで待ちます。変換プロセスが実行されていない場合は、Xsan Admin を強制終了して復旧することができます。

状況によっては、ネイティブの拡張属性を有効にした後、1 つまたは複数のメタデータコントローラでボリュームが起動しないというメッセージが Xsan Admin に表示される場合があります。このような場合は、ボリュームを手動で停止し、再起動してください。

状況によっては、Xsan Admin に「runDotClean コマンドの実行中にエラーが起きました。」というエラーメッセージが表示される場合があります。このような場合は、手動で dotclean ツールを実行し、変換を完了させる必要があります。

  1. ボリュームが停止している場合は、起動します。
  2. ホスト先のメタデータコントローラに、ボリュームをマウントします。
  3. ターミナルで次のコマンドを実行します。
    /usr/share/servermgrd/bundles/servermgr_xsan.bundle/Contents/Resources/dotclean_wrapper.sh /Volumes/VolumeName

    VolumeName には、ボリューム名を入力します。

 

すべての._AppleDouble ファイルが変換されているかどうか確認するには、次のコマンドを実行します。

sudo ls -1aRl /Volumes/VolumeName | grep "\._" | wc -l

出力が「0」の場合は、AppleDouble ファイルの変換が完了しています。このコマンドは、完了するまで時間がかかる場合があります。

 

  1. プロセスが完了したら、残りの SAN コンピュータにボリュームをマウントします。

ボリュームの空き容量が不足していると、dotclean プロセスが完了しない場合があります。この場合は、「file /var/run/dotclean_output_VolumeName.txt」ファイルに、「unlink: No space left on device」というメッセージが表示されます。ファイルをいくつか削除して、空き容量を増やした後、上記の手順に従って、コマンドを手動で実行します。

公開日: