Mac OS X Server 10.5:mbuf の配分を増やして Web サーバのパフォーマンスを調節する

状況によっては、オペレーティングシステムが利用できる mbufs の数を増やすことで、Mac OS X Server 10.5 Web サービスのパフォーマンスが向上することがあります。これは、負荷が集中してサーバが一時的に応答しなくなるような場合に役立ちます。

mbuf (メモリバッファ) は Mac OS X のネットワーキングスタックの基本的なデータフローのユニットです。毎秒数百件の接続を処理する Web サーバ、または低速のネットワークリンクにおいて Web クライアントへの多数のオープン接続を維持する Web サーバでは、利用可能な mbuf の数を増やすことでサーバのパフォーマンスが向上する場合があります。

mbuf の配分の増加が Web サーバのパフォーマンスの向上につながるかどうかを判断するには、以下のターミナルコマンドの出力を監視します。

netstat -m

これにより、使用中の mbuf の数、およびいくつかの関連する統計値が報告されます。この場合、以下のカテゴリが最も重要になります。

0 requests for memory denied
0 requests for memory delayed


これらの値は常にゼロであることが理想的です。これらの値がゼロよりも大きい状態が続く場合、mbuf の配分を増やすことを推奨します。

これを行うには、以下のターミナルコマンドを使います。

sudo nvram boot-args="ncl=262144"

これにより、利用可能な mbuf の数が 262144 (256 KB) に設定されます。 変更を反映するにはサーバを再起動します。

注意:サーバの PRAM をリセットすると、この設定はデフォルト値にリセットされます。

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