Mac OS X Server v10.5:インストールディスクから起動できないコンピュータへのインストール

使おうとしている Mac OS X Server インストールディスクのバージョンより新しいバージョンの Mac OS X がお使いのコンピュータに付属している場合、そのコンピュータはインストールディスクから起動できないことがあります。インストールディスクからコンピュータを起動しようとすると、何も表示されないか、またはグレイの画面が表示されることがあります。場合によっては、Mac OS X 上に Mac OS X Server をインストールする際に、「標準」、「ワークグループ」、または 「詳細」 サーバ構成の選択が提示されないことがあります。

すでに Mac OS X の新しいバージョンがインストールされているコンピュータに Mac OS X Server 10.5 をインストールするには、以下の手順を実行します。

  1. 「Mac OS X 設定アシスタント」を目的のコンピュータ上で完了していることを確認します。
  2. 「ソフトウェア・アップデート」を実行して、入手可能なアップデートをすべてインストールします。
  3. 目的のコンピュータをサーバとして機能させる安全な Ethernet ネットワークに接続します。DNS が ISP、インターネットルータ、または同じネットワーク上の別のサーバ により提供されている場合は、新しいサーバに対して動作および設定されていることを確認します。
  4. 「ターミナル」を起動し、次のコマンドを実行します。

$ sudo rm /var/db/.AppleInstallType.plist

注意:これはルート権限による削除コマンドを使用するため、コマンドを正しく入力してください。

  1. Mac OS X Server インストールディスクを挿入します。
  2. 「Install Mac OS X Server」アプリケーションを開きます。
  3. 「インストール」ボタンをクリックします。注意:ボタンが「インストール」ではなく「再起動」となっている場合は、お使いのコンピュータをインストールディスクから起動できます。「再起動」をクリックし、画面の指示にそって操作を進めてください。以下の手順は省略できます。
  4. 画面の指示にそって操作を進めてください。「インストーラ」により、コンピュータにすでにインストールされているソフトウェアを削除せずに、Mac OS X Server の必要な部分だけがインストールされます。
  5. ソフトウェアが問題なくインストールされたら、「インストーラ」ウインドウを閉じ、すぐに「ソフトウェア・アップデート」を実行します。最新の Mac OS X Server アップデートおよびその他の推奨アップデートをすべてインストールします。
  6. インストールが終了すると「ソフトウェア・アップデート」によりコンピュータが自動的に再起動され、「サーバアシスタント」が表示されます。Mac OS X Server v10.5 Leopard の「お使いになる前に」ガイドに記載されている指示にそって「サーバアシスタント」を完了します。

 

手順 10 で「サーバアシスタント」の「詳細」構成オプションを選択した場合は、サーバの設定および再起動後に Kerberos が正しく起動しないことがあります。これを修正するには、サーバの設定および再起動後、「ターミナル」のウインドウで次のコマンドを実行します。

sudo -s
kdcsetup -d
cd /System/Library/LaunchDaemons/
mv com.apple.kdcmond.plist com.apple.kdcmond.plist.orig
kdcsetup -e

重要:最初のコマンド入力後、手順 1 の「Mac OS X 設定アシスタント」で作成した管理者アカウントのパスワードを入力する必要があります。

 

さらに、手順 10 でサーバを Kerberos Domain Controller (KDC) として設定していて、クライアント認証で予期しない問題が発生した場合は、KDC を再構築する必要があります。詳しくは、こちら をご覧ください。

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