以下の手順は、メニューを使用せず、ユーザが「再生」ボタンを押す必要のないディスクを DVD Studio Pro で作成する 1 つの方法です。これによって、ユーザがディスクを DVD プレイヤーに挿入すると自動的にトラックが再生されます。この手順で重要なのは「最初に再生」機能を使うことです。
- DVD Studio Pro で新規プロジェクトを作成し、プロジェクトに素材を読み込みます。
- 「アウトライン」タブの「メニュー」で「メニュー 1」を選択します。
- 「削除」キーを押して「メニュー 1」を削除します。
- 「素材」タブから「トラック」タブの V1 にビデオ素材をドラッグします。
- A1 にオーディオトラックが自動的に表示されない場合は、「素材」タブから「トラック」タブの A1 にドラッグします。
- オプションで、サブタイトルやその他のトラック要素をこの時点で追加できます。
- 「アウトライン」タブで、一番上の項目「UNTITLED_DISC」を選択します。
- 「インスペクタ」にディスクのプロパティが表示されます。最初の項目は「名前」です。ここでディスクに名前を付けることができます。2 番目の項目は「最初に再生」です。「最初に再生」ポップアップメニューから「トラックとシナリオ」を選択し、次にサブメニューから「トラック 1」、続いて [トラック] と選択します。
ディスクを連続してループ再生したい場合は、次の手順 9 と 10 を実行します。それ以外の場合は手順 11 に進みます。
- 「アウトライン」タブの「トラック」から「トラック 1」を選択します。
- トラックの「インスペクタ」で、「エンドジャンプ」ポップアップメニューの「トラックとシナリオ」を選択し、サブメニューから「トラック 1」、次に[トラック]を選択します。これで、トラックがエンドに達するともう一度再生されるようになります。
- プロジェクトをシミュレートし、期待通りに動作することを確認してください。問題がなければ、この時点でディスクを作成して DVD プレイヤーでテストできます。
ヒント: ビデオトラックがループ再生されない場合は、トラックのエンドで再生を停止してください。一部のプレイヤーでは、ビデオの最後のフレームがいつまでも表示されます。このため、ビデオトラックは黒フレームで終わるようにします。
このドキュメントで扱う用語やトピックの詳細については、DVD Studio Pro のヘルプ (DVD Studio Pro の「ヘルプ」メニューからアクセスできます) を参照してください。