Macでハイインピーダンスのヘッドフォンを使う
2021年以降に発売された対応モデルのMacコンピュータには、ハイインピーダンスのヘッドフォンを直接接続できます。
対応モデルのMacの3.5 mmヘッドフォンジャックは、DC負荷を検知し、出力電圧を状況に応じて調整します。Macは接続されたデバイスのインピーダンスを検知し、ローインピーダンスまたはハイインピーダンスのヘッドフォンや、ラインレベルのオーディオ機器に合わせて出力を適宜調整します。
インピーダンスが150 Ω 未満のヘッドフォンを接続した場合、ヘッドフォンジャックの最大出力電圧は1.25 Vrms(実効値)です。インピーダンスが150~1k Ω のヘッドフォンの場合は、3 Vrmsに調整されます。このため、場合によっては外付けのヘッドフォンアンプが不要になります。
インピーダンスの検知機能や出力電圧の自動調整機能、最大96 kHzのサンプルレートに対応する内蔵DAC(デジタル/アナログコンバータ)のおかげで、Macのヘッドフォンジャックから直接、原音に忠実なハイレゾオーディオを楽しめます。
対応モデルのMac
以下のモデルのMacに搭載されているヘッドフォンジャックは、ハイインピーダンスのヘッドフォンに対応しています。
iMac(2023年以降に発売されたモデル)
MacBook Air(2022年以降に発売されたモデル)
MacBook Pro(2021年以降に発売されたモデル)
Mac mini(2023年以降に発売されたモデル)
Mac Studio(2022年以降に発売されたモデル)
Mac Pro(2023年に発売されたモデル)