ピボットテーブルを使った Excel ファイルを iPhone、iPad、Mac の Numbers で開くことができます。
- Excel ファイルを iPhone や iPad の Numbers で開くには、そのファイルを Numbers のスプレッドシートマネージャでタップします。スプレッドシートマネージャが表示されていない場合は、戻るボタン
(iPhone の場合) または「スプレッドシート」(iPad の場合) をタップした後で、開きたい Excel ファイルをタップします。 - Mac の Numbers で Excel ファイルを開くには、Dock または「アプリケーション」フォルダの Numbers アイコンに Excel ファイルをドラッグします。または、Numbers のメニューバーから「ファイル」>「開く」を選択し、ファイルを選択してから「開く」をクリックします。
- iCloud.com の Numbers で Excel ファイルを開くには、iCloud.com に Apple ID でサインインして「Numbers」をクリックし、「アップロード」ボタン
をクリックしてファイルを選択し、「アップロード」をクリックします。
ピボットテーブルを使った Excel ファイルをはじめて Numbers で開いた際に、Numbers バージョンと Excel バージョンで多少の違いがあることに気付く場合があります。Excel のピボットテーブルで使われていたデータに応じて、Numbers ではピボットテーブルの見た目が変わったり、特定の要素が除外されたり、ピボットテーブルが標準の表に変換されたりする場合があります。
ピボットテーブルの見た目が違う場合
Numbers で Excel ファイルを開くと、ピボットテーブルは開くものの、以下の要素の見た目が異なる場合があります。
- データタイプが異なるセルが混在したソースデータ。
- サポート対象外または適合外の日付のグループ化。
- サポート対象外の「表示形式」設定。
- 総計に対するフィルタ。
- サポート対象外のフィルタルール。
- カスタムの小計。Numbers では自動小計に変換されます。
- 手動で並べ替えられた行や列。
特定の要素が表示されない場合
Numbers で Excel ファイルを開くと、ピボットテーブルは開くものの、以下の要素が表示されない場合があります。
- 手動でグループ化した行。
- 空のセルやエラーセル用のカスタム値。
- カスタムラベル。
- (ピボットテーブルだけではなく) ファイル全体のスライサーやタイムラインのコントロール。
ピボットテーブルが標準の表に変換される場合
Excel のピボットテーブルに以下の要素が含まれている場合、Numbers はそのピボットテーブルを自動的に標準の表に変換します。
- 計算済みのフィールドや項目。
- Numbers で認識されないサポート対象外の要素。
- 名前付き範囲の定義内の複雑な数式。