iOS および iPadOS 用 GarageBand のリリースノート

iOS および iPadOS 用の GarageBand の最新バージョンおよび以前のバージョンについて説明します。

iOS 用 GarageBand 2.3.15 の新機能

安定性/信頼性

  • 3/4 拍子の MIDI ファイルを読み込んだときに GarageBand が予期せず終了することがなくなりました。

  • MIDI ノートのベロシティを編集している間に GarageBand が予期せず終了する場合がありましたが、この問題に対処しました。

Drummer

  • Drummer の「スウィング」メニューに「スウィングなし」という新しいオプションが追加されました。

ステップシーケンサー

  • 行の再生速度を変更してから、元の設定に戻した後も、再生が引き続き同期されます。

ジャムセッション

  • ジャムセッションの設定に、デバイスのエントリが重複して表示されることがなくなりました。

一般

  • サスティンの動作が、無効にするオプションがないパッチに切り替えた場合でも持続する場合がありましたが、この問題が解決しました。

  • Bluetooth オーディオデバイスが接続されたときに、GarageBand で確実にメッセージが表示されるようになりました。

  • Touch Instrument でスリーコード (3 本指のタップ) を演奏しても、「取り消す」のプロンプトが表示されなくなりました。

以前のバージョン

GarageBand 2.3.14

GarageBand でマイクやその他の音源を使ってオーディオを録音する前に、ユーザからマイクへのアクセス許可を得ることが必須になりました。

GarageBand 2.3.13

安定性/信頼性

  • iPad での録音中に Touch Instrument のサウンドをブラウズする際のパフォーマンスが向上しました。

  • サウンドパックのインストール時に GarageBand が予期せず終了する場合がありましたが、この問題が解決しました。

パフォーマンス

  • 外部デバイスが接続されると GarageBand のオーディオエンジンが自動的に再起動するようになったため、Audio Unit コントロールが中断されなくなりました。

アクセシビリティ

  • ソングセクションをスワイプする際に、VoiceOver がソングセクションを読み上げるようになりました。

サウンドライブラリ

  • Toy Box サウンドパックで Car Horn ループをループブラウザからトラックにドラッグすると、そのトラックに正しいサウンドが配置されるようになりました。

  • Erhu インストゥルメントの Horse エフェクトが、同時に装飾音がトリガーされていると、該当するコントロールをリリースしてもアクティブなままになっていましたが、この問題が解決しました。

  • 一部の Apple Loops がループブラウザでは適切にプレビューできるのに、トラック領域にドラッグすると同じサウンドが鳴らないという問題が解決しました。

Touch Instrument

  • iPhone でコードストリップをダブルタップしても、キーボードが非表示にならなくなりました。

外部ハードウェアのサポート

  • AudioDriverKit に対応したオーディオデバイスからの入力を GarageBand で選択できるようになりました。

一般

  • マルチチャンネルのオーディオインターフェイスの使用時に、入力メニューにレベルメーターが正しく表示されるようになりました。

GarageBand 2.3.12

新機能/改善点

  • Step Sequencer に「新規パターン」ボタンが追加されました。

安定性/信頼性

  • ピアノロールでノートを続け様に数回タップすると、まれに GarageBand が終了することがありましたが、終了しなくなりました。

  • Audio Unit 機能拡張のアプリをはじめてプロジェクト内でインスタンス化するときに、GarageBand がハングしなくなりました。

パフォーマンス

  • ドラムキットのハイハットを 2 本指のジェスチャで操作する際のパフォーマンスが向上しました。

  • ビデオの再生中にループのオーディオプレビューを開始すると、ビデオのオーディオ出力が停止するようになりました。

アクセシビリティ

  • Compressor のスライダの値を VoiceOver が正しく読み上げるようになりました。

  • 書類マネージャの「新規録音」ボタンを VoiceOver が正しく読み上げるようになりました。

  • Smart Guitar 音源のストンプボックスを VoiceOver で有効にできるようになりました。

  • VoiceOver を使って「トラック設定」を操作しやすくなりました。

  • VoiceOver を使って、オートメーションポイントを作成、編集、削除できるようになりました。

  • Sampler のコントロールの値が選択された時点ですぐに VoiceOver がその値を読み上げるようになりました。

  • ピアノキーのボタンを VoiceOver が正しく読み上げるようになりました。

  • 新しいチャンネルストリップ設定が読み込まれた時に、コントロールの変更点について VoiceOver が教えてくれるようになりました。

  • VoiceOver が現在の再生位置を読み上げる際に、クロックティック位置も読み上げるようになりました。

  • シャープを含むコード名を VoiceOver が異名同音のフラットに変換しなくなりました。

  • VoiceOver が iPadOS で確実にリージョン編集メニューを呼び出すようになりました。

  • 再生中に 2 本指でスクラブしてプロジェクトの開始位置にリセットする操作が、VoiceOver でも機能するようになりました。

  • Drummer の Percussion のコントロールを VoiceOver が正しく読み上げるようになりました。

  • リージョンの境界の編集時に VoiceOver がフィードバックしてくれるようになりました。

  • トラック領域のスクロール時に、現在表示されている領域を VoiceOver が教えてくれるようになりました。

  • VoiceOver で FX のコントロールの操作がしやすくなりました。

  • ビートシーケンサーのスネア行のすべてのステップを操作できるようになりました。

  • アイテムをドラッグアンドドロップする際に、選択されている移動先を VoiceOver が教えてくれるようになりました。

  • 「タップテンポ」ボタンを VoiceOver で操作できるようになりました。

  • 「顔認識」ボタンを VoiceOver が正しく読み上げるようになりました。

  • Apple Loop を Live Loops グリッドの非対応エリアにドラッグすると、VoiceOver が警告してくれるようになりました。

  • ループブラウザを VoiceOver で完全に操作できるようになりました。

  • ループブラウザの「フィルタをリセット」ボタンを VoiceOver が正しく読み上げるようになりました。

  • 「フォロー」が有効な場合は、「キックとスネア」のバリエーションスライダが VoiceOver で正しく無効化されるようになりました。

  • ストンプボックスを使ったエフェクトコントロールの操作と調整を VoiceOver で行いやすくなりました。

  • ピアノロールでノートの長さを編集中に、VoiceOver が現在のノート長の値を読み上げるようになりました。

  • 「アーティストとプロデューサー」のサウンドパックのビデオの再生ボタンを VoiceOver で操作できるようになりました。

  • 新しいオーディオ録音の入力スライダを VoiceOver で操作できるようになりました。

  • 「追加の Apple Loops を入手」ボタンのポップオーバーで、入手可能な新規ループの数を VoiceOver が読み上げるようになりました。

  • 「ループ」ポップオーバーウインドウの音量調整スライダを VoiceOver が読み上げるようになりました。

  • サウンドライブラリの通知件数を VoiceOver が読み上げるようになりました。

  • タイムルーラの表示形式が「小節とビート」から変更されている場合に、VoiceOver が秒/ミリ秒数でタイムルーラを読み上げるようになりました。

  • VoiceOver が読み上げるコントロールの名前が、GarageBand ヘルプに記載されている対応する名前と一致するようになりました。

  • エレクトリックベース音源の使用中に、VoiceOver がカットオフやレゾナンスのコントロールの値を 100 % として読み上げ続けることがなくなりました。

  • VoiceOver を使って Sampler にループを読み込めるようになりました。

  • ビートシーケンサーの行番号を VoiceOver が読み上げるようになりました。

  • Smart 音源の自動再生ボタンの値の変化を VoiceOver が教えてくれるようになりました。

  • オーディオ録音の削除中、コピー中、ペースト中、複製中にフォーカスが変化した場合に、VoiceOver の読み上げが中断されることがときどきありましたが、この問題が解決しました。

  • 「コントロールバー」ボタンの詳細情報を VoiceOver が正しく読み上げるようになりました。

  • Erhu 音源の使用中に、VoiceOver が「Scale」ボタンを正しく読み上げるようになりました。

  • 録音中に VoiceOver がカウントインを音で教えてくれるようになりました。

  • Amp の EQ のコントロールを VoiceOver が正しく読み上げるようになりました。

  • Sampler の使用中に、VoiceOver がキーボードコントロールを正しく読み上げるようになりました。

  • Sampler の使用中に、選択されているスケールを VoiceOver が正しく読み上げるようになりました。

  • Smart Keyboard を VoiceOver で完全に操作できるようになりました。

  • GarageBand で読み込みインジケータが表示されている時に、VoiceOver が「null、null」と読み上げることがなくなりました。

  • 「追加の Keyboard サウンドを入手」ウインドウで、入手可能なサウンドパックの数を VoiceOver が読み上げてくれるようになりました。

  • Keyboard のトラック選択画面の説明テキストを VoiceOver で読み上げ可能になりました。

  • 再生ヘッドのドラッグ時に、VoiceOver が小数点以下まで秒数を正しく読み上げるようになりました。

  • Live Loops ライブラリのすべてのボタンと要素を VoiceOver が正しく読み上げるようになりました。

  • サウンドライブラリのすべてのアイテム詳細画面を VoiceOver で完全に操作できるようになりました。

  • VoiceOver でトラックを選択し、結合できるようになりました。

  • VoiceOver の使用時に、無効になっている各種のスイッチコントロールが有効として表示されることがなくなりました。

  • トラックヘッダの「オートメーション」ボタンを VoiceOver で有効にすることが可能になりました。

  • VoiceOver を使って Drummer を操作しやすくなりました。

  • 共有時に、フォルダが選択されているのに曲の共有を VoiceOver が提案することがなくなりました。

  • 「ソングセクションを複製」ボタンと「ソングセクションを追加」ボタンを VoiceOver で操作できるようになりました。

  • オンスクリーンキーボードの「ベロシティ」コントロールを VoiceOver で操作できるようになりました。

  • ノートエディタを VoiceOver で操作できるようになりました。

  • オートメーションエディタを VoiceOver で操作できるようになりました。

  • Visual EQ プラグインを VoiceOver で操作できるようになりました。

Live Loops

  • Live Loops のセルが、エディタで設定されている通りの長さで全部確実に再生されるようになりました。

  • Live Loops のセルが、曲のテンポが数回調整された後も、安定して再生されるようになりました。

コンテンツ

  • アーティストループのプレビュー時に、プレビュービデオが再生を停止するようになりました。

書き出し/共有

  • 書き出したプロジェクトや共有したプロジェクトに、プロジェクトで使われている AUReverb2 プラグインのサウンドが含まれるようになりました。

プラグイン

  • Alchemy のサスティンが、押されているノートに確実に作用するようになりました。

取り消し

  • オートメーションのペースト後に「取り消し」が機能するようになりました。

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