iPhone や iPad で VoiceOver 認識を使う
VoiceOver 認識を使えば、VoiceOver のサポート (ALT テキストや ARIA ラベルなど) が組み込まれていない App や Web サイトでも、画像やテキストをデバイスで認識できます。
必要なもの
VoiceOver 認識を使うには、iOS または iPadOS 14 以降を搭載した以下のいずれかのデバイスが必要です。
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR 以降
iPad mini (第 5 世代) 以降
iPad Air (第 3 世代) または iPad Air (第 4 世代)
iPad (第 8 世代) 以降
iPad Pro 11 インチの全モデル
iPad Pro 12.9 インチ (第 3 世代) 以降
VoiceOver 認識を有効にする
「設定」>「アクセシビリティ」>「VoiceOver」の順に選択します。「VoiceOver」がオンになっていることを確認します。
「VoiceOver 認識」をタップします。
利用できるオプションのいずれかを選択してオンにします。
画像説明
「画像説明」がオンの場合、App や Web サイトの画像について VoiceOver が説明してくれます。カメラ App を使って写真を撮るときも、ファインダーに入っているものを教えてくれます。画像に機密性の高いコンテンツが含まれている場合は、説明する前にそのことを知らせてくれます。「画像説明」は、アラビア語、中国語 (普通話 - 中国本土)、英語 (英国)、英語 (米国)、フランス語 (フランス)、ドイツ語 (ドイツ)、イタリア語 (イタリア)、韓国語、ポルトガル語 (ブラジル)、ロシア語、スペイン語 (スペイン) で利用できます。
画面認識
「画面認識」がオンの場合、App のインターフェイスコントロールを VoiceOver が認識し、操作を手伝ってくれます。
テキスト認識
「テキスト認識」がオンになっている場合は、画像や写真の中にあるテキストを VoiceOver が認識し、読み上げてくれます。「テキスト認識」は、中国語 (簡体字)、中国語 (繁体字)、英語 (米国)、フランス語 (フランス)、ドイツ語 (ドイツ)、イタリア語 (イタリア)、ポルトガル語 (ブラジル)、スペイン語 (スペイン) で利用できます。
フィードバックスタイルを選択する
ラベルの付いていないアイコンや画像を VoiceOver で読み上げる方法を選ぶには、「フィードバックスタイル」を選択します。
読み上げる:最初に「possibly」と断ってから、認識したものについて説明してくれます。たとえば、ミュージックアプリケーションでラベルの付いていない三角形のアイコンを認識すると、「Possibly Play button」のように読み上げる場合があります。
サウンドを再生:短い音が鳴った後、認識したものについて説明してくれます。たとえば、フォトライブラリでペットの写った写真を選択した場合は、サウンドを再生してから、「A black dog lying on a blue and white blanket on a wooden floor」のように伝えてくれます。
何もしない:前もって特に何もせずに、認識したものについて説明してくれます。
関連情報
VoiceOver 認識の説明を繰り返すには、3 本指で画像をタップします。
iPhone や iPad のアクセシビリティ機能について詳しくは、こちらをご覧ください。