iPhone、iPad、iPod touch、Mac の Keynote で複数のスライド間でムービーやオーディオを再生する

ムービーやオーディオファイルを複数のスライドに追加すると、スライドから次のスライドに進んでもその映像や音声が流れ続け、スライド間の切り替え中も途切れません。 

複数のスライドにわたってムービーやオーディオを再生するには、連続する複数のスライドに同じムービー/オーディオファイルを追加しておきます。その後、ファイルの設定を調整して、スライドからスライドへの切り替え時にムービーやオーディオをどのように見せるか/聴かせるかを変えられます。

たとえば、スライドごとに別々にファイルの音量を設定したり、ムービーの再生を続けながらスライド上での表示位置を変えたりすることができます。ムービーの再生時は常にそうであるように、スライド上のほかのオブジェクトに対する「ビルドイン」「アクション」「ビルドアウト」などのアニメーションステップは、ムービーが再生している間も通常通りに作用します。


ムービー/オーディオファイルをスライドに追加する

複数のスライドにわたってムービーやオーディオを再生するには、そのムービー/オーディオファイルをプレゼンテーション内の連続した複数のスライドに追加します。

iPhone または iPad でムービー/オーディオファイルをスライドに追加する

  1. ムービーやオーディオファイルの再生を開始したいスライドで、挿入ボタン をタップします。
  2. ファイルをスライドに追加します。
    • フォトライブラリからファイルを追加するには、「写真またはビデオ 」をタップし、ファイルを探してタップし、「選択」をタップします。
    • iCloud Drive や別の場所からファイルを追加するには、「挿入元」をタップし、ファイルを探してタップします。
  3. そのムービーやオーディオを続けて再生したい後続の各スライドに同じファイルを追加します。
  4. 各スライドで、ムービーファイルまたはオーディオファイルをタップして選択し、「フォーマット」ボタンをタップし、「スライド間で再生」をオンにします。
  5. ファイルを続けて再生するスライドのうち、最後のスライドでは「スライド間で再生」をオフにします。

1 つのスライドで「スライド間で再生」をオンにすると、次のスライドでその設定がオフになっていても、ムービーまたはオーディオが次のスライドにわたって再生されます。たとえば、ムービーを 5 枚のスライドにわたって再生し、6 枚目のスライドには再生を引き継ぎたくない場合は、最初の 4 枚のスライドで「スライド間で再生」をオンにします。5 枚目のスライドでは、この設定をオフにしてください。ムービーが 5 枚目のスライドまで続けて再生され、6 枚目のスライドに進んだ時点で停止します。

Mac でムービー/オーディオファイルをスライドに追加する

お使いの Mac で QuickTime が対応しているフォーマットのムービーやオーディオファイルを用意してください。ムービーやオーディオファイルを追加または再生できない場合は、iMovie、QuickTime Player、または Compressor を使って、オーディオファイルの場合は MPEG-4 ファイル (拡張子「.m4a」)、ムービーファイルの場合は QuickTime ファイル (拡張子「.mov」) に変換してみてください。

  1. 再生を開始したいスライドにファイルを追加します。
    • フォトライブラリからファイルを追加する場合や、ミュージックライブラリから曲を追加する場合は、ツールバーの「メディア」ボタンをクリックし、「ムービー」または「ミュージック」をクリックし、ファイルをスライドにドラッグします。
    • iCloud Drive や別の場所からファイルを追加するには、「選択」をクリックし、ファイルを指定して「挿入」をクリックします。
  2. そのムービーやオーディオを続けて再生したい後続の各スライドに同じファイルを追加します。
  3. 各スライドで、ファイルをクリックして選択し、「フォーマット」ボタンをクリックし、「ムービー (オーディオ) をスライド間で再生」をオンにします。 
  4. ファイルを続けて再生するスライドのうち、最後のスライドでは「ムービー (オーディオ) をスライド間で再生」をオフにします。

1 つのスライドで「ムービー (オーディオ) をスライド間で再生」をオンにすると、次のスライドでその設定がオフになっていても、ムービーまたはオーディオが次のスライドにわたって再生されます。たとえば、ムービーを 5 枚のスライドにわたって再生し、6 枚目のスライドには再生を引き継ぎたくない場合は、最初の 4 枚のスライドで「ムービーをスライド間で再生」をオンにします。5 枚目のスライドでは、この設定をオフにしてください。ムービーが 5 枚目のスライドまで続けて再生され、6 枚目のスライドに進んだ時点で停止します。

マスタースライドを使う

ムービーファイルやオーディオファイルをマスタースライドに追加し、そのマスタースライドをほかのスライドに適用する方法もあります。同じマスタースライドを使う連続したスライドにわたって、ムービーファイルまたはオーディオファイルが再生され続けます。この方法では、動きのある背景を作成できる上、スライドからスライドへの切り替え時の再生もスムーズで、配置も完璧に仕上がります。


スライドごとにムービー/オーディオファイルの音量を調整する

Mac ではムービーファイルまたはオーディオファイル、iPhone または iPad ではオーディオファイルの音量をスライドごとに設定できます。たとえば、ナレーションを入れるスライドでは音量を下げておき、入れないスライドでは上げるといった演出ができます。

iPhone または iPad でオーディオファイルの音量を調整する

  1. 調整したいスライドで、オーディオファイルをタップします。
  2. 「フォーマット」ボタン をタップし、「オーディオ」をタップして、音量コントロールをドラッグします。

Mac でムービー/オーディオファイルの音量を調整する

  1. スライド上のムービーまたはオーディオファイルを選択し、「フォーマット」ボタン をクリックし、「ムービー」または「オーディオ」をクリックします。
  2. 「音量」コントロールをドラッグします。


複数のスライド間でムービーを再生中にその他の設定を調整する/トランジションを使う

スライドごとにムービーの配置やサイズ、回転を調整できます。また、ほかにもトランジションを使っている場合は、トランジションの消えていく方と出現する方の両方でムービーの再生が継続します。

一部のアニメーションは、複数のスライド間でムービーを再生している場合におもしろい効果を生み出します。トランジションアニメーションとして「マジックムーブ」を使っている場合、プレゼンテーションがスライドから次のスライドに進行するにしたがい、ムービーが再生され続け、次第に拡大してスライド全体を覆うようになります。

ムービーまたはオーディオが複数のスライド間で再生されない場合は、所定の設定が各スライドで一致しているか確認してください。


発表者ノートが長い場合に複数のスライドにわたって再生する

発表者ノートが長すぎて発表者ディスプレイに収まらない場合は、複数のスライド間でムービーを再生すると便利です。ムービーを追加したスライドを何回か複製し、それらのスライドに発表者ノートを分けて入れておけば、ムービーを滑らかに再生しながら、クリックしてノートの次の部分を確認できます。どのようなトランジションが使われていても、問題ありません。


ムービーやオーディオがスライド間で再生されない場合

ムービーが複数のスライドにわたって作成されない場合は、ファイルを続けて再生したい各スライドで以下の設定を確認してください。

  • ムービーの「繰り返し」設定 (「なし」「再生の繰り返し」「再生/逆再生の繰り返し」) が各スライドで同じになっている必要があります。
  • トリミングの設定が各スライドで同じになっている必要があります (Mac のみ)。
  • 1 つのスライドでビルドアウトを設定し、次のスライドでビルドインを設定している場合、ムービーはスライド間で再生されません。
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