iCloudキーチェーンとプライバシー

iCloudキーチェーンはあなたの個人情報を保護するように設計され、どの情報を共有するかを選択できるようになっています。

iCloudキーチェーンにはiCloudで保存するWebサイトユーザ名、パスワード、クレジットカードの番号と有効期限が保存され、あなたが承認したすべてのiOS 7以降のデバイスとOS X Mavericks(10.9)以降を実行するMacの間でそれらが最新の状態で保持されます。

iCloudキーチェーンをオンにすると、ユーザ名、パスワード、またはクレジットカード情報をSafariに入力したときに、自動入力機能によってそれらを保存することを求められます。保存したユーザ名、パスワード、クレジットカード情報は自動的に表示されるので、再度入力する必要がなくなります。Safariの自動入力とiCloudキーチェーンがクレジットカードのセキュリティコードを保存することはありません。例えば、Safariで購入するときは、使用したいクレジットカードを選択するとクレジットカードの番号と有効期限が自動的に入力されます。ただし、セキュリティコードを入力しないと購入は完了しません。Safariのパスワードジェネレータを使って、一意の推測しにくいオンラインアカウント用パスワードを推奨してもらい、これらのパスワードをiCloudキーチェーンで保存することもできます。バックアップからデバイスを復元する場合でも、iCloudキーチェーンは保存済みアカウントに自動的にサインインできます。iCloudキーチェーンの設定に関して詳しくは、support.apple.com/kb/HT204085 を参照してください。

iCloudキーチェーンは、デバイスに送信されるとき、およびiCloudに保存されるときに暗号化されるので、Appleが読み取ることはできません。

公開日:2022年2月15日