モバイルデータ通信やインターネットのプランでデータ通信量が制限されている場合や、データ速度が遅いエリアにいる場合は、省データモードを使うことをお勧めします。
省データモードを有効にする方法
省データモードは、モバイルデータ通信と Wi-Fi とで別々に有効にすることができます。省データモードの設定は、通信事業者によって異なる場合があります。以下からご自分のプランの種類を選び、該当する手順を実行してください。
LTE/4G (モバイルデータ通信)
- 「設定」を開いて「モバイル通信」をタップします。
- 「通信のオプション」をタップし、「省データモード」をオンにします。
5G (モバイルデータ通信)
- 「設定」を開いて「モバイル通信」をタップします。
- 「通信のオプション」をタップし、「データモード」を選択してから「省データモード」をオンにします。
デュアル SIM
- 「設定」を開いて、「モバイル通信」または「モバイルデータ通信」をタップします。
- いずれかの番号をタップします。
- 「省データモード」をオンにします。
Wi-Fi
- 「設定」を開いて「Wi-Fi」をタップします。
- 接続している Wi-Fi ネットワークの横にある情報ボタン
をタップします。
- 「省データモード」をオンにします。
各 Wi-Fi ネットワークの「省データモード」の設定は、iCloud を通じてすべてのデバイスに反映されます。
省データモードにした場合の変化
省データモードでは、各種の App がそれぞれの方法でデータ通信量を抑えます。一般には、以下のような対策が施されます。
- App は、積極的に使っているときでなければ、データ通信の使用を控えます。
- 「App のバックグラウンド更新」はオフになります。
- コンテンツのストリーミング時の品質が低下する場合があります。
- 自動ダウンロードと自動バックアップが無効になります。
- iCloud 写真などのサービスはアップデートを一時停止します。
iOS の標準付属の App やサービスは、以下の方法で省データモードに対応します。
- App Store:ビデオの自動再生、自動アップデート、自動ダウンロードが無効になります。
- ミュージック:自動ダウンロードと高音質ストリーミングが無効になります。
- Podcast:フィードのアップデートの頻度が制限され、エピソードは Wi-Fi 接続時にのみダウンロードされます。
- News:記事のプリフェッチが無効になります。
- iCloud:アップデートが一時停止され、自動バックアップと iCloud 写真のアップデートが無効になります。
- FaceTime:ビデオのビットレートが低帯域幅に合わせて最適化されます。