Boot Campアシスタントでパーティションを作成できなかったというメッセージが表示される場合
Boot Campアシスタントで、ディスクにWindows用のパーティションを作成中にエラーが起きたというメッセージが表示されることがあります。
Windowsパーティションの作成中に、Boot Campアシスタントで「ディスクにパーティションを作成できませんでした。ディスクのパーティション作成中にエラーが起きました。ディスクユーティリティ内のFirst Aidを実行してエラーを確認し、修正してください」という警告が表示されることがあります。
ディスクユーティリティを使ってエラーをチェックする
ディスクユーティリティでエラーが見つからなかった場合や、見つかったエラーをすべて修復できた場合は、もう一度Boot Campアシスタントを使ってWindowsをインストールしてみます。
それでもBoot Campアシスタントでパーティションを作成できないというエラーが表示される場合は、以下の手順に進みます。
未割り当ての空き領域がないか調べる
ディスクユーティリティを開きます(「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」フォルダにあります)。
ディスクユーティリティのサイドバーで、内蔵ディスク、コンテナ、またはボリュームの名前(Macintosh HDなど)を選択します。
ツールバーの「パーティション作成」をクリックします。
Apple File Systemの領域共有に関するメッセージが表示される場合は、ボリュームを追加するのではなくパーティションが必要であるという確認作業として、「パーティション作成」をクリックします。
円グラフに「空き領域」というセクションが表示される場合は、そのセクションをクリックして選択します。右側の「パーティション情報」にも「空き領域」と表示されます。

円グラフの「空き領域」セクションを選択し、円グラフの下にある削除(-)ボタンをクリックします。この未割り当ての空き領域を削除すると、その空き領域を再利用できるようになります。次に「適用」をクリックして、ディスクユーティリティを終了します。
もう一度Boot Campアシスタントを使ってWindowsをインストールしてみます。
それでもBoot Campアシスタントでパーティションを作成できないという同様のエラーが表示される場合は、以下の手順に進みます。
一時的にTime Machineを無効にする
macOS Mojave 10.14またはHigh Sierra 10.13でTime Machineを使っている場合は、macOS Catalina 10.15以降にアップグレードするか、または以下の手順を実行してください。
メニューバーの からTime Machineの環境設定を開きます。または、Appleメニュー から「システム環境設定」を選択し、「Time Machine」をクリックします。
「バックアップを自動作成」の選択を解除し、Time Machineを無効にします。
数分待ってから、あらためてBoot Campアシスタントを使ってWindowsをインストールしてみます。
インストールが終わったら、Time Machineを再び有効に戻すことができます。
関連情報
Boot Campアシスタントが反応しなくなる場合や、Boot Campをインストールできないというメッセージが表示される場合の対処法については、こちらの記事を参照してください。