Boot Campアシスタントでパーティションを作成できなかったというメッセージが表示される場合

Boot Campアシスタントで、ディスクにWindows用のパーティションを作成中にエラーが起きたというメッセージが表示されることがあります。

Windowsパーティションの作成中に、Boot Campアシスタントで「ディスクにパーティションを作成できませんでした。ディスクのパーティション作成中にエラーが起きました。ディスクユーティリティ内のFirst Aidを実行してエラーを確認し、修正してください」という警告が表示されることがあります。

ディスクユーティリティを使ってエラーをチェックする

  1. macOSの最新アップデートをインストールします。

  2. ディスクユーティリティを使って起動ディスクを修復します。

  3. ディスクユーティリティでエラーが見つからなかった場合や、見つかったエラーをすべて修復できた場合は、もう一度Boot Campアシスタントを使ってWindowsをインストールしてみます。

  4. それでもBoot Campアシスタントでパーティションを作成できないというエラーが表示される場合は、以下の手順に進みます。

未割り当ての空き領域がないか調べる

  1. ディスクユーティリティを開きます(「アプリケーション」フォルダ内の「ユーティリティ」フォルダにあります)。

  2. ディスクユーティリティのサイドバーで、内蔵ディスク、コンテナ、またはボリュームの名前(Macintosh HDなど)を選択します。

  3. ツールバーの「パーティション作成」をクリックします。

  4. Apple File Systemの領域共有に関するメッセージが表示される場合は、ボリュームを追加するのではなくパーティションが必要であるという確認作業として、「パーティション作成」をクリックします。

  5. 円グラフに「空き領域」というセクションが表示される場合は、そのセクションをクリックして選択します。右側の「パーティション情報」にも「空き領域」と表示されます。

    macOS Mojaveのディスクユーティリティのパーティション
  6. 円グラフの「空き領域」セクションを選択し、円グラフの下にある削除(-)ボタンをクリックします。この未割り当ての空き領域を削除すると、その空き領域を再利用できるようになります。次に「適用」をクリックして、ディスクユーティリティを終了します。

  7. もう一度Boot Campアシスタントを使ってWindowsをインストールしてみます。

  8. それでもBoot Campアシスタントでパーティションを作成できないという同様のエラーが表示される場合は、以下の手順に進みます。

一時的にTime Machineを無効にする

macOS Mojave 10.14またはHigh Sierra 10.13Time Machineを使っている場合は、macOS Catalina 10.15以降にアップグレードするか、または以下の手順を実行してください。

  1. メニューバーのTime MachineメニューTime Machineメニュー からTime Machineの環境設定を開きます。または、Appleメニュー  から「システム環境設定」を選択し、「Time Machine」をクリックします。

  2. 「バックアップを自動作成」の選択を解除し、Time Machineを無効にします。

  3. 数分待ってから、あらためてBoot Campアシスタントを使ってWindowsをインストールしてみます。

  4. インストールが終わったら、Time Machineを再び有効に戻すことができます。

関連情報

Boot Campアシスタントが反応しなくなる場合や、Boot Campをインストールできないというメッセージが表示される場合の対処法については、こちらの記事を参照してください。

公開日: