Final Cut Pro X のレガシーメディアについて

今後の macOS のリリースに備えるため、レガシーメディアを使った Final Cut Pro プロジェクトは完成させておきましょう。

Final Cut Pro で、今後リリースされる macOS ではレガシーメディアファイルとの互換性がなくなるという警告が表示されることがあります。

レガシーメディアファイルは macOS Mojave では扱うことができますが、今後リリースされる macOS では使えなくなる見込みです。レガシーメディアとは、たとえば、Sony HDCAM-SR カメラなどのカメラで撮影したフッテージ、GoPro カメラで CineForm フォーマットで撮影されたフッテージ、ソフトウェアで作成された Avid DNxHD/DNxHR フォーマットのビデオファイル、その他多くの旧型カメラで撮影されたフッテージ、旧型のソフトウェアで編集されたファイルなどです。

Mac で macOS High Sierra または macOS Mojave を実行しているうちに、この記事の手順にそって、Final Cut Pro のライブラリをバックアップし、レガシーメディアを使ったプロジェクトを完成させ、アップデートしておいてください。

作成したメディアを今後リリースされる macOS でも使えるように、Final Cut Pro 対応のカメラメディアフォーマットをご利用ください。

プロジェクトをバックアップする

プロジェクトを仕上げる前に、Final Cut Pro ライブラリをバックアップしておきましょう。Final Cut Pro のライブラリは、APFS や MacOS 拡張 (ジャーナリング) でフォーマットした USB ドライブ、FireWire ドライブ、Thunderbolt ドライブなど、外付けのストレージデバイスに保管できます。SD カード、USB フラッシュドライブ、ネットワークで共有しているドライブ、Time Machine バックアップで使われている外付けのドライブといったストレージデバイスには、Final Cut Pro ライブラリを保管しないでください。

  1. すべての外部メディアがライブラリの中に収められるように、ライブラリのメディアを統合しておきます。
  2. ライブラリが複数ある場合や、Mac の別の場所に移動している場合も考えられます。Final Cut Pro のライブラリをすべて探し、バックアップしておいてください。

* macOS High Sierra 以降を使うボリュームでは、APFS フォーマットを推奨します。

レガシーメディアを使った Final Cut Pro プロジェクトを仕上げる

ライブラリをバックアップした後で、レガシーメディアを使った Final Cut Pro のプロジェクトの編集を終わらせ、Apple ProRes 422 マスターファイルとして書き出してください。 

  1. ブラウザでプロジェクトを開きます。
  2. プロジェクトセットを共有してプロキシメディアを使っている場合は、ビューアの右上隅にある「表示」メニューをクリックし、「最適化/オリジナル」を選択します。
  3. 「ファイル」>「共有」>「マスター」の順に選択するか、「command + E」キーを押します。
  4. 「共有」ウインドウで、「情報」をクリックして、プロジェクトやクリップの属性 (タイトル、説明など) を変更します。ウインドウの下部に、書き出すファイルについて、フレームサイズやフレームレート、オーディオチャンネルやサンプルレート、継続時間、出力ファイルタイプ、ファイルサイズなどの情報が表示されます。
  5. 「共有」ウインドウの上部にある「設定」をクリックします。「ビデオコーデック」ポップアップメニューをクリックし、「Apple ProRes 422」を選択してください。ウインドウの下部に表示される予想ファイルサイズを確認しておきましょう。書き出したマスターファイルのバックアップに使う外付けドライブに、その分量以上の空き容量が必要です。
  6. 「次へ」をクリックします。
  7. 「名前」フィールドにファイルの名前を入力し、ファイルの保存先を指定してから「保存」をクリックします。 
  8. 書き出したファイルをバックアップするには、外付けのドライブにコピーします。 

書き出したプロジェクトをアップデートする

すでにマスターファイルとして書き出したプロジェクトをアップデートしたくなったら、新しいプロジェクトを作成し、マスターファイルをプロジェクトのタイムラインに読み込みます。その後、クリップを追加末尾に追加カット挿入接続してカットアウェイ、タイトル、同期されたサウンドエフェクトを追加してください。

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