Logic Pro X で Studio 音源を使ってリアルな弦楽器や管楽器のパートを作る

Logic Pro X 10.4 には、Studio Horns と Studio Strings が付属しています。これらは精緻にサンプリングされたアンサンブル音源で、アーティキュレーションをカスタムコントロールで指定できます。 

Studio Horns と Studio Strings は、管楽器と弦楽器をマルチサンプリングした質の高いライブラリで、ソロ音源やグループ音源のプリセットが豊富に用意されています。各プリセットには多彩なアーティキュレーションが用意されているため、演奏や録音で細かいニュアンスや表情まで再現できます。ポリフォニック・トゥルー・レガートなどの一部のアーティキュレーション機能はすべてのプリセットに適用されますが、特定の音源専用のアーティキュレーション機能もあります。

Studio 音源を使ってみる

Studio 音源にアクセスするには、「トラック」>「新規ソフトウェア音源トラック」の順に選択します。必要に応じて、「新規トラック」ダイアログの「詳細」の横にある詳細表示三角形をクリックして、「音源」ポップアップメニューから「Studio Horns」または「Studio Strings」を選択します。Studio 音源は、モノラル、ステレオ、またはマルチ出力のフォーマットで用意されています。

音源のウインドウで、以下の手順で単独音源またはセクションを選択してください。

  1. トラックを選択し、コントロールバーの をクリックしてチャンネルストリップを表示します。
  2. ウインドウを開くには、プラグインスロットの中央の領域をクリックします。
  3. 音源のウインドウで、プリセットのポップアップメニューをクリックし、セクションや単独音源のアイコンをクリックまたはダブルクリックしてサウンドを読み込みます。

Studio 音源には、アーティキュレーションセットやエフェクトがあらかじめ定義されたプリセットパッチも用意されています。トラックを選択し、ライブラリボタンをクリックしてください。左側のリストから「Studio Horns」または「Studio Strings」を選択し、右側のリストから使いたいパッチを選択します。パッチには、「Abbey Wood」「Memphis Blast」など、クラシックな録音をベースとしたプリセットが付いています。

アーティキュレーション機能を使う

Studio 音源のアーティキュレーション機能を使って、弦楽器や管楽器のパートをよりリアルに仕上げることができます。Studio Strings には Fall (フォール、下に向かうグリッサンド) のアーティキュレーション、Studio Horns には Fall と Doit (ドゥーイット、上に向かうグリッサンド) のアーティキュレーションが複数あります。こうしたアーティキュレーションは、ほかのアーティキュレーションと同様にキーボードで演奏できます。 

プラグインウインドウからアーティキュレーションを聴いてみるには、プラグインヘッダで「アーティキュレーション」ポップアップメニューをクリックし、利用できるアーティキュレーションの中から選択します。Studio 音源のプラグインウインドウには、直前に演奏されたアーティキュレーションが表示されます。 

ピアノ・ロール・エディタを使って、スムーズな Fall や Doit を作り出せます。アーティキュレーションセットを読み込むには、ライブラリを使って、まず Studio 音源パッチを選択する必要があります。ピアノ・ロール・エディタで、任意のノートの直後に同じピッチの第 2 のノートを追加します。エディタで第 2 のノートを選択し、「アーティキュレーション」ポップアップから「Fall」(「Short」「Medium」「Medium」) または「Doit」を選択します。2 つのノートの間のギャップはごくわずかにします。

キーボードを使って Fall や Doit を演奏するときは、Fall、Doit、その他のアーティキュレーションの定義済みのキースイッチを使えます。これらはトリガモードで動作します。トリガモードでは Fall や Doit が自動的に作成され、1 つ前のノートの直後に配置されます。

関連情報

  • 拡張パラメータを使って、演奏やコントローラの機能を詳細に制御できます。詳しくは、こちら (Studio Horns) およびこちら (Studio Strings) を参照してください。
  • キーボードでアーティキュレーションを演奏する場合は、デフォルトのキースイッチマッピングをこちら (Studio Horns) とこちら (Studio Strings) でご確認ください。
  • ソフトウェア音源のアーティキュレーションの管理については、こちらを参照してください。
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