Mac で FaceTime を使う

FaceTime なら、簡単にビデオ通話や音声通話ができます。ブロードバンドインターネット接続と、内蔵または外付け接続のマイクやカメラさえ用意すれば、始められます。

macOS Sonoma 搭載 MacBook Pro で FaceTime 通話をしているところ

FaceTime 通話をかける

FaceTime 通話にメンバーを追加する

FaceTime リンクを使う

FaceTime 通話に出る

通話を別のデバイスに引き継ぐ

リアクション、発表者オーバーレイ、その他のエフェクトを使う

ライブキャプションを使う

関連情報

FaceTime 通話をかける

  1. FaceTime アプリを開きます。

  2. 新しい FaceTime ボタン新しい FaceTime ボタン をクリックします。お使いのバージョンの FaceTime でこのボタンが表示されない場合は、この手順は飛ばしてください。

  3. 電話をかけたい相手の名前、メールアドレス、または電話番号を入力します。macOS Mojave 以降では、複数の相手 (最大 32 人) を入力し、グループ FaceTime 通話をかけることができます。

  4. 「FaceTime」ボタンをクリックしてビデオ通話をかけるか、矢印ボタン矢印ボタン をクリックして、「FaceTime オーディオ」を選択します。このボタンが表示されない場合は、代わりに「ビデオ」または「オーディオ」ボタンをクリックしてください。

    Mac の新しい FaceTime ウインドウ
  5. グループに電話をかけている場合は、グループ内の各メンバーのタイルが表示されます。相手が応答するまで、タイルには「待機中」と表示されます。タイルが表示されない場合は、サイドバーで FaceTime ボタンFaceTime ボタン をクリックして、通話を始めてください。

  6. 通話から退席する場合は、終了ボタン終了ボタン をクリックします。自分がグループ通話から退席しても、グループ内のほかの人は全員、各自が退席することを選ぶまで通話は続きます。

グループ FaceTime 通話の最中、ビデオタイルは次のようになります。

  • よく話している人たちがライブのビデオタイルに表示されます。ほかの参加者は下部に横一列に並んで表示されます。この表示方法では、タイルが動き、話している人のタイルが自動的に大きくなります。macOS Catalina 以降では、自動的に大きくしないように設定できます。FaceTime のメニューバーから「FaceTime」>「設定」(または「環境設定」) の順に選択し、「発言中」の選択を解除してください。

  • macOS Monterey 以降では、4 人以上で通話している場合に、すべてのタイルを同じサイズでグリッド状に表示することができます。ウインドウの右上隅に表示される「グリッド」ボタンをクリックしてください。この表示方法では、話している人のタイルが自動的にハイライトされます。

  • タイルをクリックすると、その人の名前が表示されます。ダブルクリックすると、タイルが大きく表示されます。

  • インターネット接続が低速で映像が映らない人のタイルには、感嘆符 感嘆符 が表示されます。

FaceTime 通話にメンバーを追加する

FaceTime アプリを使って通話に参加している人なら誰でも、その通話にほかの人を追加できます。

  1. 通話中に FaceTime アプリのサイドバーボタンサイドバーボタン をクリックし、サイドバーで追加ボタン追加ボタン をクリックします。

  2. 新しいメンバーの名前、メールアドレス、または電話番号を入力して、「追加」をクリックします。

  3. サイドバーでその人の名前の横にある「発信」ボタンをクリックして、その人に電話をかけます。

通話用の FaceTime リンクが作成されている場合は、そのリンクを持っている人なら誰でも、ほかにも通話に参加してほしい人がいればリンクを共有できます。

FaceTime リンクを使う

FaceTime リンクのおかげで、FaceTime 通話の予定が立てやすくなりました。通話を始める前に参加者全員にリンクを送っておくことができます。FaceTime リンクを使えば、Android や Windows デバイスを使っている友達にも通話に参加してもらえます。友達は最新バージョンの Chrome や Edge を使って、ブラウザからリンク経由で通話に参加できます。

FaceTime リンクを作成して共有する

macOS Monterey 以降が必要です。

  1. macOS Monterey 以降を搭載している Mac で FaceTime アプリを開きます。

  2. 「リンクを作成」 「リンクを作成」 をクリックし、共有メニューを開きます。リンクをコピーするか、ほかの共有方法の中から選択できます。

  3. リンクを作成したら、FaceTime ウインドウのサイドバーにそのリンクが表示されます (下図を参照)。

  4. 通話する準備ができたら、サイドバーの FaceTime リンクをダブルクリックするか、その横にある FaceTime ボタンFaceTime ボタン をクリックします。続いて、「参加」をクリックします。

  5. ほかの人は FaceTime リンクを開いて「参加」をクリックした際に、参加を許可してもらう必要があります。

    • 参加してもらうには、その人の名前の横にあるチェックマーク チェックマーク をクリックします。

    • 通話への参加リクエストを却下するには、その人の名前の横にある拒否ボタン拒否ボタン をクリックします。

    • 通話にいったん参加した人を後から削除するには、30 秒以内に削除ボタン削除ボタン をクリックします。

FaceTime リンクを削除するには、サイドバーでリンクの横にある情報ボタン情報ボタン をクリックし、「リンクを削除」をクリックします。リンクを削除すると、ほかの人がそのリンクを使っても通知が届かなくなり、実際にそのリンクを使った人には、「参加の許可を待機中」としか表示されません。

FaceTime サイドバーの FaceTime リンク

カレンダーアプリでリンクを作成することもできます。新しいイベントを作成する際に、「場所またはビデオ通話を追加」の横にある FaceTime ボタンをクリックし、「FaceTime」を選択します。FaceTime リンクがそのカレンダーイベントにシームレスに紐付けられるので、参加を依頼した相手は全員、いつどこで集まればいいのか正確に把握できます。

FaceTime リンクを使って通話に参加する

  1. FaceTime リンクをクリックします。使用中のデバイスでは FaceTime アプリでリンクを開けない場合、代わりに Web ブラウザでリンクが開きます。Android や Windows デバイスでは、最新バージョンの Google Chrome および Microsoft Edge が FaceTime リンクに対応しています。

  2. Web ブラウザから通話に参加する場合は、まず、名前を入力してから会話に参加するように案内されます。「続ける」をクリックします。

    ブラウザから FaceTime 通話に参加する
  3. 「参加」をクリックして、参加を許可してもらえるまで待ちます。

Android や Windows デバイスから FaceTime 通話に参加する方法について詳しくは、こちらの記事を参照してください。

FaceTime 通話に出る

Mac に表示される通知で「応答」をクリックして、FaceTime アプリで通話に出ます。「応答」の横の矢印 矢印 をクリックすると、ビデオ通話ではなく音声通話として応答できます。「拒否」の横の矢印をクリックすると、発信者にメッセージを送るか、かけ直すためのリマインダーを設定できます。

Mac の FaceTime 通知

グループ FaceTime 通話の通知には、代わりに「参加」ボタンが表示されます。このボタンをクリックすると FaceTime アプリが開くので、FaceTime アプリ内で通話に参加してください。

通話を別のデバイスに引き継ぐ

macOS Ventura 以降、iOS 16 以降、iPadOS 16 以降が必要です。

ほかの作業を引き継ぐのとまったく同じ感覚で、話し中の通話を iPhone、iPad、ほかの Mac に引き継げます。近くにあるほかのデバイスに表示される Handoff 通知を使うこともできます。通知をクリックし、「参加」または「切り替え」をクリックして引き継ぎます。

iPhone の FaceTime ハンドオフ通知

Bluetooth ヘッドセットをお使いの場合、通話音声が同時に引き継ぎ先のデバイスに切り替わります。両方のデバイスの FaceTime 設定画面で、お使いの電話番号または Apple Account が「FaceTime 着信用の連絡先情報」で選択されていることだけ確認しておいてください。

リアクション、発表者オーバーレイ、その他のエフェクトを使う

macOS には、さまざまなビデオやオーディオの機能があり、FaceTime やその他多くのビデオ会議アプリで使用できます。

リアクション、発表者オーバーレイ、カメラモード、マイクモードを使いこなす

ライブキャプションを使う

macOS Ventura 以降と Apple シリコン搭載の Mac が必要です。

ライブキャプションを使うと、自動的に書き起こされた通話内容を、FaceTime ビデオ通話に組み込んだ形で確認できます。発話者の属性も付くので、グループチャットでも話の流れが追いやすくなっています。

  1. メニューバーの Apple メニュー  から「システム設定」を選択します。

  2. サイドバーで「アクセシビリティ」をクリックします。

  3. 右側で「ライブキャプション」をクリックします。

  4. 「FaceTime のライブキャプション」をオンにします。

関連情報

  • Siri に頼んで FaceTime 通話をかけることもできます。たとえば、「恵子に FaceTime」や「恵子に FaceTime オーディオ」のように伝えてください。

  • Mac で FaceTime 通話を受けない場合は、FaceTime を開いて、メニューバーから「FaceTime」>「FaceTime をオフにする」を選択します。

  • FaceTime で通話履歴を削除する方法については、こちらの記事を参照してください。

  • SharePlay を使って FaceTime で一緒に視聴する方法については、こちらを参照してください。

  • FaceTime が機能しない場合はこちらの記事、内蔵カメラが機能しない場合はこちらの記事、FaceTime にサインインできない場合はこちらの記事を参照してください。

国または地域によっては FaceTime を利用できない場合があります。

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