SMB 2 接続または SMB 3 接続を利用している場合、ローカルキャッシュがデフォルトで有効になっています。以下に該当する場合は、状況に応じて、ローカルキャッシュを無効にしてみてください。
- サーバのコンテンツが頻繁に変更される。
- Finder で、共有やフォルダの内容のリストが数秒間、一部しか表示されないことがある。
macOS クライアントでローカル SMB キャッシュを無効にする
まず、macOS コンピュータに「/etc/nsmb.conf」ファイルがあるか確認してください。
macOS コンピュータに「/etc/nsmb.conf」ファイルがある場合
- 「/etc/nsmb.conf」ファイルをルートとして開きます。
- 以下の行を追加して、dir_cache_max_cnt 値を「0」に設定します。
[default]
dir_cache_max_cnt=0
- 「/etc/nsmb.conf」ファイルを保存します。
- マウントされている SMB 共有を接続解除してから接続し直し、変更を適用します。
macOS コンピュータに「/etc/nsmb.conf」ファイルがない場合
- ターミナルを開きます。
- 以下のコマンドを使って、dir_cache_max_cnt 値が「0」に設定された「/etc/nsmb.conf」ファイルを作成します。
sudo -s
echo "[default]" >> /etc/nsmb.conf
echo "dir_cache_max_cnt=0" >> /etc/nsmb.conf
exit - マウントされている SMB 共有を接続解除してから接続し直し、変更を適用します。