Student Information System を Apple School Manager に接続する

Apple School Manager が対応している Student Information Systems (SIS) について、また、SIS を接続してデータを読み込む方法について説明します。

Apple School Manager に接続した場合にどうなるかを確認する

Apple School Manager から、サポート対象の Student Information System (SIS) ソリューションに安全に接続できます。SIS ソリューションに接続すると、生徒、職員、クラスの情報が Apple School Manager にコピーされ、管理対象 Apple ID、場所、コースが作成されます。SIS ソリューションで変更を加えた場合、自動的に Apple School Manager に反映されます。

互換性のある SIS ソリューションについては、こちらの記事を参照してください。

SIS ソリューションを接続する

すでに SFTP を使って情報を読み込んでいる場合は、SIS ソリューションを Apple School Manager に接続する前に、次のセクションの SFTP 情報に目を通してください。

  1. Apple School Manager にサインインします。

  2. 左下隅の「設定」をクリックし、「データソース」を選択して、「接続」をクリックします。

  3. 「生徒、職員、クラスを設定」の横の「追加」ボタンをクリックし、「Student Information System (SIS)」を選択します。

  4. ポップアップメニューからご利用の SIS を選択し、「接続」をクリックします。

  5. 画面に表示される具体的な手順にそって、ご利用の SIS ソリューションを承認してください。SIS では、それぞれデータやセキュリティの扱い方が異なります。

  6. 必須の情報を適宜入力します。

  7. 学期の開始日の 30 日前にデータを同期しておくかどうかを選択します*。

    • デフォルトでは、SIS はその時点の学期のデータしか返しません。前もって同期するように選択しておくと、30 日以内に始まる学期のデータを取得できます。この設定は、SIS の接続を設定した後で変更できます。
  8. 「接続」をクリックし、処理が終わるまで、しばらく待ちます。接続速度や読み込むデータの量によって、時間がかかる場合があります。

  9. エラーが見つかった場合は、そのエラーについて確認します。SIS ソリューション側でエラーを訂正する必要があります。

  10. 「[SIS ソリューション名] のデータを確認する」をクリックし、追加したデータを表示します。

  11. データが正しいことを確認して、「確認」をクリックします

初回の読み込みが済んだら、SIS ソリューションの名前と、読み込まれた内容が表示されます。Apple School Manager には、24 時間ごとに SIS から最新情報が反映されます。SIS ソリューションに新しい生徒を追加すると、Apple School Manager で自動的にその生徒のアカウントと管理対象 Apple ID が作成されます。これらの資格情報が作成されたら、アカウントの所有者と共有できます。

* PowerSchool SIS でこの機能を使うには、最新の Apple School Manager プラグインをインストールしてください。Infinite Campus SIS でこの機能を使う場合は、OneRoster v1.1 API URL を使ってください。

Infinite Campus OAuth 2.0 にアップデートする

Infinite Campus Student Information System (SIS) では、2023 年 6 月 30 日をもって OAuth 1.0 が非推奨化されます。このセクションの手順にそって、Infinite Campus OAuth 2.0 にアップデートしてください。

管理者は、OAuth 1.0 から OAuth 2.0 への移行について Infinite Campus が公開している手順にそって対応する必要があります。

  1. Apple School Manager で、管理者、サイトマネージャ、ユーザマネージャの役割を持つユーザとしてサインインします。

  2. サイドバーの一番下で、ご自分の名前を選択します。

  3. 「環境設定」を選択し、「ディレクトリ同期」を選択します。

  4. 「Student Information System」の横にある「編集」をクリックします。

  5. Infinite Campus のベース URL を Infinite Campus の OAuth 2.0 用ベース URL に変更します。ベース URL は Infinite Campus サーバで提供されています。

  6. クライアント ID をアップデートします。

  7. シークレットをアップデートします。

  8. 「保存」ボタンをクリックし、資格情報を更新します。

Apple School Manager を手動で Infinite Campus と再同期するには、以下の手順で行ってください。

  1. 「Student Information System」の横にある「編集」をクリックします。

  2. 「更新」ボタンをクリックします。

エラーが発生した場合は、Apple School Manager の「環境設定」の「ディレクトリ同期」に表示されます。

以前に SFTP を使っている場合

SIS ソリューションから書き出したレコードに基づいて、SFTP を使って、生徒、職員、クラスのデータを Apple School Manager にアップロードすることもできます。SFTP を使ってデータをアップロードし、ユーザとクラスを作成済みの場合は、SFTP から SIS の直接接続に切り替えると、Apple School Manager でユーザ全員分の ID が新たに作成されます。つまり、SFTP で作成してあるユーザの分のアカウントが重複する可能性があります。重複を避けるため、直接接続ではなく、SFTP をそのまま使い続けてください。

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