iPhone から RTT 通話または TTY 通話を受ける/かける

iOS 10 以降では、iPhone でモバイルデータ通信に接続できれば、特別なハードウェアを用意しなくても RTT (リアルタイムテキスト) または TTY (テキスト電話) で通話できます。以前の通話を文字に起こした記録を見ることもできます。

RTT/TTY とは?

RTT (リアルタイムテキスト) を使えば、通話中に通話相手にテキストメッセージを送信できます。TTY (テレタイプライター) 端末でも RTT を使用できます。

この機能は、米国とカナダの通信事業者のプランに限りご利用いただけます。ソフトウェア RTT/TTY 通話でもハードウェア RTT/TTY 通話でも、標準の音声通話料金がかかります。通信事業者によって、「RTT」「TTY」または「RTT/TTY」と表示される場合があります。

RTT/TTY を設定する

  1. 「設定」>「アクセシビリティ」>「RTT/TTY」の順に選択します。

  2. 「ソフトウェア RTT/TTY」または「ハードウェア TTY」をオンにします。

    iPhone の画面で RTT/TTY が有効になっているところ
  3. 「リレー番号」をタップして、RTT/TTY リレー通話の電話番号を入力します。

  4. 文字を入力するとすぐに送信されます。入力するそばから送信するのではなく、メッセージの全文を書き終えてから送信したい場合は、「今すぐ送信」をオフにしておきましょう。

  5. すべての電話に RTT/TTY で応えるには、「返信はすべてRTT/TTY」をオンにします*。

  6. iPhone ではなく外部の RTT/TTY 端末で RTT/TTY 通話を受けたりかけたりしたい場合は、「ハードウェア TTY」をオンにします。

* 「返信はすべてRTT/TTY」をオンにすると、音声通話はかかってこなくなります。

RTT/TTY 通話をかける/受ける

  1. 電話アプリを開きます。

  2. 連絡先を選択して、相手の電話番号をタップします。

  3. 「RTT/TTY」または「RTT/TTY リレー」を選択します。

    iPhone の画面に「RTT/TTY 通話」または「RTT/TTY リレー通話」を選択するメニューが表示されているところ
  4. 通話がつながるのを待ってから、「RTT/TTY」を選択します。

    RTT 通話中の iPhone の画面
  5. メッセージを入力します。

    RTT チャット画面
  • オンにしていない場合は、メッセージを入力し終わったら送信ボタン送信ボタン をタップして送信します。

  • ショートカットのフレーズを知りたい場合は、入力している最中に、次に入力する単語や語句の候補が表示されます。それらの単語の右側にある矢印をタップすると、SK =「Ready to hang up」、GA =「Go ahead」などのショートカットが表示されます。

以前の RTT/TTY 通話の記録を見る

  1. 電話アプリを開きます。

  2. 「履歴」をタップします。

  3. 確認したい通話の横にある詳細情報ボタンNo alt supplied for Image をタップします。RTT/TTY 通話には、横に電話のアイコンTTY 電話とキーボードのアイコン が表示されます。

    「履歴」画面に通話履歴が表示されているところ
  4. 「発信」または「着信」の履歴をタップします。

    iPhone の画面に連絡先の通話履歴が表示されているところ
  5. 通話の記録が表示されます。

    iPhone の画面に通話の記録が表示されているところ
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