地球儀に感嘆符が表示される場合、Mac がインターネット経由で macOS 復旧から起動しようとして、できなかった状況です。エラー -1008F が併せて表示される場合は、以下のいずれかの方法で解決できる場合があります。
「option + command + R」キーを使って起動する
Mac の電源をいったん切り、電源を入れた直後に「option + command + R」キーを長押しして、最新バージョンの macOS 復旧から起動します。この場合は、「shift + option + command + R」キーは使いません。このキーコンビネーションを使うと、Mac が以前のバージョンの macOS 復旧から起動します。
この方法で問題が解決しない場合は、下記の説明にそってアクティベーションロックを解除してください。
またはアクティベーションロックを無効にする
アクティベーションロックは、macOS Catalina 10.15 以降の機能です。以下の手順にそって、macOS 復旧を使い終わるまでの間、アクティベーションロックを無効にしておいてください。
- Apple メニュー >「システム環境設定」の順に選択します。
- 「Apple ID」をクリックします。
- サイドバーで「iCloud」をクリックします。
- 右側で「Mac を探す」チェックボックスの選択を解除し、Apple ID のパスワードを案内に従って入力します。macOS 復旧でやるべきことが終わったら、この設定を有効に戻すことができます。
Mac がまったく起動しないため、上記の手順を実行できない場合は、ほかのデバイスを使ってアクティベーションロックを無効にしてください。
- Mac をシステム終了します。
- 別のデバイスで iCloud.com にアクセスし、Apple ID でサインインします。
- 「iPhone を探す」をクリックします。
- デバイスのリストから Mac を選択します。デバイスのリストが表示されない場合は、ページの上部にあるデバイスメニューから Mac を選択してください。
- 「探す」が更新され、最後に確認された Mac の位置が表示されるまで、数秒待ちます。
- 「アカウントから削除」をクリックします。このオプションが表示されない場合は、ページの上部にあるデバイスメニューに戻り、Mac の名前の横にある削除ボタン
をクリックします。
- 確認を求められたら、「削除」をクリックして削除を確定します。
これで、以前のバージョンの macOS 復旧から起動できるようになり、-1008F エラーも表示されなくなるはずです。macOS 復旧でやるべきことが終わったら、システム環境設定の「Apple ID」で「Mac を探す」を有効に戻すことができます。