Logic Pro X のマルチスレッド処理の設定について

Logic Pro X 10.2.1 以降では、「マルチスレッド処理」という設定項目を使って、パフォーマンスを微調整できます。

マルチスレッド処理機能を使って、Logic でライブ入力にソフトウェア音源トラックスタックが選択されている場合や、複数のオーディオトラックをまとめて録音する場合に、DSP 負荷を分散する方法を調整できます。「マルチスレッド処理」設定項目は、「Logic Pro X」>「環境設定」>「オーディオ」の順に選択し、「デバイス」タブをクリックすると表示されます。「マルチスレッド処理」設定には、「トラックを再生」と「再生とライブトラック」の 2 つの選択肢があります。

「トラックを再生」は、以前のバージョンの Logic の動作を踏襲しています。ライブ入力に対して「トラックを再生」が選択されている場合や、複数のオーディオトラックが録音される場合は、入力に必要な DSP がすべて 1 つの処理スレッド、つまり、コンピュータ上の 1 つのコアで処理されます。

「再生とライブトラック」では、複数のソフトウェア音源チャンネルストリップを含むトラックスタックが選択されている場合、または複数のオーディオトラックが録音される場合は、負荷が複数のスレッドに分散されます。コンピュータに十分な数のコアが搭載されていて、コンピュータにほかの DPS 需要がなければ、各ライブチャンネルストリップが別々のコアで処理される場合もあります。 

「再生とライブトラック」オプションは、システムへの全体的な負荷が若干大きくなる場合があるため、特に需要の大きいライブトラックがなければ、「トラックを再生」を選択した方がよいこともあります。

各設定を試してみて、お使いのコンピュータの構成、プロジェクト、ワークフローに適した方をお使いください。

 

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