人間工学
作業環境を整え、デバイスを安全に使う方法をご案内します。
姿勢を正す
どこで使う場合でも、快適でいられるように、ときどき姿勢を見直しましょう。以下の点に注意してください。
頭や首を体の軸からそれないように、まっすぐに整えます。低すぎる位置を覗き込む体勢にならないように、デバイスの高さを調整するとよいでしょう。
身体をひねったりよじったりしないように心がけましょう。下を覗き込まなければ作業内容を確認できないようなときは、ときどき配置を変えるようにしてください。
肩を張らずに、力を抜いておきます。
背骨と腰周りを常に意識し、正しい基本姿勢を心がけます。
ヘッドフォンを使うときは、心地よく着けていられるように調整してください。
ひと息入れる
一日の中で、歩き回ったりストレッチしたりする時間を設け、1 時間おきに作業内容を変えてみましょう。忘れないように、リマインダーを設定しておくのも一つの手です。
たとえば、次のようなことができます。
1 時間ごとに 1 回立ち上がって、2 分以上は立ったまま過ごす。
20 分おきに、6 m 以上遠くを 20 秒間眺め、目の焦点を合わせ直す。また、遠くのものを眺めたり、しばらくの間目を閉じておいたりして、目を休めるのも効果があります。
デバイスを持つ手を左右入れ替える。
心地よく使う
作業空間を整える際は、照明、雑音、作業位置を確認してください。以下のヒントを参考に、すべてにおいて快適を追求しましょう。
頭と首
画面の高さを調節する
画面の位置を上下に調節し、視線の先が、眉の高さくらいの位置、または若干下になるようにします。画面の位置が低すぎる場合は、スタンドを使って上げましょう。
画面からの距離を調節する
画面は目に優しい距離、だいたい 50 ~ 75 cm 離れた位置に移動します。画面の角度を見やすいように調節してください。
画面を真正面に置く
デバイスまたはディスプレイを 1 台使う場合は、身体の真正面に来るように置きます。複数の画面を使う場合、使用頻度に差がある場合は、メインディスプレイの方を真正面に置きます。頻度に差がなければ、2 台が正面に来るように配置します。
背骨と足
椅子をチェックする
腰から膝を結ぶラインと太ももが、地面と平行になるように意識します。背中と太ももが成す角度が 90° ~ 110° になるのが理想的です。椅子の縁に長時間座り続けるのはやめましょう。背中を痛めるおそれがあります。足は床につけるか、フットレストを使って、太ももの裏側の緊張を和らげましょう。
座っている間は、腰周りを支えるため、椅子に深く腰掛けてください。腰椎をあるべき場所に心地よく落ち着け、前かがみにならないようにします。腰を丸めたり、腰回りをしっかり支えていなかったりすると、疲れやすく、筋肉を痛める場合があります。
立ち上がり方を気にかける
サポート力の高い靴を履きましょう。立つときは、膝を伸ばしきらないように、少し曲げるようにしてください。足は腰幅に開き、体重を均等に支えるようにします。
腕
前腕を支える
前腕が作業表面と平行になり、手や手首がまっすぐになるような、基本姿勢を心がけましょう。できれば、前腕をアームレストなど、手近な平面に休ませるようにしてください。快適で自然な体勢でいられるように、椅子や作業面、フットレストの高さを調節してください。
肩と腕の力を抜く
腕を自然に休ませ、肘を脇に付けるようにします。肩の力を抜いて、腕を自由に動かせるようにしておきましょう。
耳
音量について考える
周囲の環境に配慮しましょう。周りの雑音を遮断するために音量を上げるのはやめます。ヘッドセットまたはスピーカーの音量を確認し、適切な音量を選ぶか、音量制限を設定してください。
時間の長さに注意する
大きな音でオーディオを聴いている時間の長さに注意してください。音量を下げても支障ないときは、極力下げるようにします。
設定を調整する
アクセシビリティの設定で、オーディオの再生をカスタマイズできます。アクセシビリティ機能について詳しくは、こちらを参照してください。
目
目の焦点を合わせ直す
目を休ませるために、20 分おきに、6 m 以上遠くを 20 秒間眺めましょう。また、遠くのものを眺めたり、しばらくの間目を閉じておいたりするのも効果があります。
画面の明るさを調節する
もっと目に優しくなるように、ディスプレイの明るさを周囲の照明状況に合わせて変更します。たとえば、夜に画面の明るさを下げ、朝に上げることができます。
反射を防止する
画面の反射を防止するには、位置を調節してください。それでも反射が収まらない場合は、ブラインド、傘、その他の照明器具を使って、周辺光を調節します。
上記の情報はあくまで参考であり、医療的な見地からアドバイスするものではありません。健康状態について質問がある場合は、必ず医師またはその他の資格を持つ専門家にご相談ください。