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Apple Configurator 2.0 について

Apple Configurator 2.0 の新機能について説明します。

Apple Configurator 2.0 は、Apple Configurator の新しいメジャーリリースです。Mac App Store から無料でダウンロードしていただけます。Apple Configurator 2.0 をご利用になるには、OS X El Capitan および iTunes 12.2 以降が必要です。また、iOS 7 以降を搭載した iOS デバイスに対応しています。

Configurator 2.0 の新機能

新しいインターフェイス

Apple Configurator 2 はデザインが刷新され、1 台のデバイスで、または複数のデバイスで同時に、アクションを選択して実行できるようになっています。ソフトウェアをアップデートし、App と構成プロファイルをインストールし、デバイスの名前や壁紙を変更し、デバイスの情報や書類を書き出すなど、さまざまなことができます。デバイスを調べて、シリアル番号やハードウェアのアドレス、インストールされている App やプロファイル、各デバイスのコンソールログなど、詳しい情報を確認することもできます。

Apple Deployment Program

Apple Configurator 2 は、Device Enrollment Program (DEP) と連係し、モバイルデバイス管理 (MDM) への登録を自動化します。また、Volume Purchase Program (VPP) とも連動し、管理対象のライセンス App をデバイスに割り当てます。

ブループリント

ブループリントを作成して、Apple Configurator 2 での作業を効率化できます。各ブループリントはテンプレートデバイスであり、接続された物理的なデバイスに対するのと同様に、構成プロファイルや App を追加し、アクションを実行できます。そのブループリントを使って、所定の構成を新しいデバイスにシングルクリックで適用できるというしくみです。また、新しいコマンドラインツール、AppleScript スクリプトライブラリ、または Automator アクションを使って、Configurator 2 の機能を自動化することもできます。

iCloud Drive

iCloud Drive に対応したことで、複数の Configurator 拠点で構成プロファイルやその他の設定を同期できるようになりました。

追加機能

Configurator 2.0 は、iOS 9 の次の新機能の管理にも対応しています。

  • デバイスごとの App の割り当て

  • 新しい IKEv2 VPN オプション

機能制限:

  • エンタープライズ App の新しい開発元の信頼設定を許可する

  • スクリーンショットおよび画面の録画を許可する

  • AirDrop を管理対象外の出力先として扱う

機能制限 (監視対象のみ):

  • デバイス名の変更を許可する

  • 壁紙の変更を許可する

  • パスコードの変更を許可する

  • App の自動ダウンロードを許可する

  • Apple Watch とのペアリングを許可する

  • News を許可する

  • キーボードショートカットを許可する

関連情報

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