試験や評価を実施できるように iPad を設定する

生徒に試験を出す際は、生徒各自の iPad を評価用の App しか使えないようにロックし、生徒に使わせたくない機能をオフに切り替えることができます。

試験中に生徒が iPad をどの程度使えるかは、複数の方法で制限できます。以下の表を参考にして、所属する教育機関に適した評価機能をお選びください。機能の名前をクリックすると、詳細情報を確認できます。

機能

App によるサポートが必要

監督が必要

MDM が必要

追加の制限が必要

iOS の要件

自動評価設定

不要

不要

不要

iOS 9.3.2 以降

自律的シングル App モード

iOS 7.1 以降

シングル App モード

不要

不要

iOS 7.1 以降

アクセスガイド

不要

不要

不要

iOS 7.1 以降

自動評価設定

iOS 9.3.2 以降では、自動評価設定という機能を使って、App を自動的にロックし、iPad を設定できます。この機能を使えば、認定を受けた評価代行のデベロッパが、iPad を 1 つの App しか使えないようにロックし、以下の機能を起動時に無効にする App を開発できます。

  • 自動補完やスペルチェック
  • 予測変換キーボード
  • 辞書定義の検索
  • キーボードショートカット
  • 共有
  • ユニバーサルクリップボード (iOS 10.2 以降)
  • 音声入力 (iOS 10.3 以降)
  • クラスルーム App を使ったリモートオブザベーション (iOS 10.3.2 以降)
  • 画面収録 (iOS 11 以降)
  • 選択したテキストを読み上げる (iOS 11 以降)
  • 自動大文字入力、文字プレビュー、スマート句読点 (iOS 11 以降)

評価代行のプロバイダに問い合わせて、そのプロバイダの App が自動評価設定を採用しているか確認してください。 

自動評価設定が使われていれば、管理や設定を別途行う必要はありません。シングル App モードやアクセスガイドを有効にした場合、その機能の方が、App の制限に代わって適用されます。

キーボードや辞書の機能を自動的に制限できるのは、この方法だけです。別の方法で iPad をロックし、設定する場合は、これらの機能を別途制限する必要があります。キーボードと辞書の機能を制限する方法については、こちらの記事を参照してください。

自律的シングル App モード

自律的シングル App モードは、評価用の App の機能です。試験実施のため、iPad をその App しか使えないようにロックします。App が自動評価設定に対応していない場合は、モバイルデバイス管理 (MDM) ソフトウェアを使って iPad を自律的シングル App モードに設定できます。MDM ソフトウェアが、デバイス上の試験用 App を認識するプロファイルをインストールします。 

iPhone、iPad、iPod touch のモバイルデバイス管理については、こちらを参照してください。

この方法で iPad をロックし、設定する場合は、一部の機能を別途制限する必要があります。キーボードと辞書の機能を制限する方法については、こちらの記事を参照してください。

シングル App モード

シングル App モードを有効にすると、以下の制限やアクセシビリティオプションも設定できます。

  • タッチ
  • Motion
  • 音量ボタン
  • 本体横のスイッチ
  • スリープ/スリープ解除ボタン
  • 自動ロック
  • 選択項目の読み上げ*
  • モノラルオーディオ*
  • VoiceOver*
  • ズーム機能*
  • 色を反転*
  • AssistiveTouch*

*デフォルトでは無効に設定されています。

この方法で iPad をロックし、設定する場合は、一部の機能を別途制限する必要があります。キーボードと辞書の機能を制限する方法については、こちらの記事を参照してください。

アクセスガイド

アクセスガイドを利用すれば、生徒が 1 つの作業に取り組み、コンテンツに集中しやすくなります。アクセスガイドは生徒各自を対象としたアクセシビリティ機能なので、職員や講師がデバイスごとに手動で設定する必要があります。評価に際して推奨される機能ではありません。

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