HomePodやHomePod miniで声の識別を設定する

HomePodやHomePod miniのSiriは複数の人の声を聞き分けてくれるので、家の中でだれもが自分の好みに合った音楽やメディアを楽しめます。パーソナルリクエストを有効にすると、メッセージを送る、電話をかけるなど、さらに便利に使えるようになります。

声の識別を設定する

パーソナルリクエストを設定する

Siriで自分の声が認識されない場合

始める前に

• 新しいユーザが自分のiPhoneまたはiPadと、Apple Account を持っていることを確かめます。

• HomePodまたはHomePod mini および iPhoneまたはiPad を最新のソフトウェアに更新します。

• ホームアプリでホームに新しいユーザを招待します。

  

仕組み

• HomePodで声の識別を設定すると、Siriが複数の声を聞き分けてくれるので、ホームアプリで参加を依頼してホームを共有している相手が全員、パーソナライズされた音楽とメディアを楽しめるようになります。

• HomePodで声の識別と併せてパーソナルリクエストを設定すると、メッセージを送ったり読んだりする、カレンダーをチェックする、電話をかけるなど、さらに便利にいろいろなことができます。

• 声の識別は、ホームアプリで共有しているホーム内の最大6人で使用できます。追加のゲストもHomePodでSiriを使って音楽を再生したり、タイマーやアラームを設定したり、天気、ニュースなどを聞いたりできます。ゲストがSiriを使って音楽を再生した場合、優先ユーザのアカウントから音楽が再生され、その人の音楽的志向を記憶するプロファイルには影響はありません。

声の識別を設定する

Siriに自分の名前を認識してもらい、自分のApple Musicアカウント、ミュージックライブラリ、プレイリスト、その他のサポート対象の音楽ストリーミングサービスにアクセスし、「探す」を使い、HomePodから安全なアクセサリをコントロールできます。以下の手順にそって、設定してください。

• 「設定」>「Siri」>の順に選択してSiriに話しかけます。「Siri」または「Hey Siri」*をタップします。

• 「設定」>「[ユーザ名]」>「iCloud」の順に選択し、「iCloudに保存済み」の下にある「すべて見る」をタップします。「iCloudに保存済み」の下にある「Siri」をオンにします。

• 「設定」>「[ユーザ名]」>「探す」の順に選択し、「位置情報を共有」をオンにします。「現在地」を「このデバイス」に設定します。

• ホームアプリを開いて、詳細ボタンをタップし、「ホーム設定」を選択します。「メンバー」で自分のプロファイルをタップし、「自分の声を認識」をオンにします。

さらにパーソナライズした体験を楽しむには、「視聴履歴をアップデート」をオンにします。ホームのデバイスで再生した音楽がApple Musicのプロファイルに追加されるので、その好みの傾向からあなたが気に入りそうな曲をSiriが提案し、再生してくれます。

パーソナルリクエストを設定する

声の認識を設定するときに、パーソナルリクエストをオンにすることもできます。パーソナルリクエストとは、iPhoneやiPadの特定のアプリ（メッセージ、リマインダー、連絡先、カレンダー、メモなど）や別途インストールしたSiri対応のアプリの情報を使用する音声コマンドのことです。パーソナルリクエストを使用すると、HomePodを使って、メッセージを送ったり読んだりする、電話をかける、カレンダーをチェックする、リマインダーを追加する、メモを作成する、iPhoneやiPadでSiriショートカットを実行するなど、いろいろなことができます。

ホームにHomePodが複数設定されている場合は、HomePodごとにパーソナルリクエストのオン／オフを切り替えられます。リクエストの内容によってはHomePodで承認が必要になり、タスクの承認を求める通知がiPhoneに送信されます。

パーソナルリクエストの設定方法について

Siriで自分の声が認識されない場合

Siriはときどき、誰が話しかけているかを聞いてくることがあります。そのときには、自分の名前を伝えてください。または、用件を話すときに、Siriに声をかけてから「[自分の名前]です」または「私は誰でしょう？」と言ってみてもよいでしょう。Siriが違う名前を呼んだら、「違います。[自分の名前]です」と訂正してください。Siriは、マイカードに設定されている名前で呼びかけます。HomePodを共有しているほかの人と名前が同じ場合は、マイカードの名前をニックネームに変更できます。

Siriが設定後に声を認識してくれない場合は、以下の手順で対処してください。手順を1つ実行したら、そのつどSiriが自分の声を認識するようになったか確かめてください。

1. iPhoneまたはiPadで、Siriに対してiCloudが有効になっていることを確認します。

2. 「自分の声を識別」をリセットします。ホームアプリで、詳細ボタンをタップし、「ホーム設定」をタップします。「メンバー」で自分の名前をタップし、「自分の声を識別」をオフにしてから、オンに戻します。数分待ってから、もう一度Siriに話しかけてみましょう。

3. Siriを使っている iPhone または iPad を再起動します。

4. HomePodまたはHomePod miniを再起動します。

5. iPhoneまたはiPadで、「設定」>「Siriと検索」の順に選択し、「"Siri" または "Hey Siri" を聞き取る」をオフにしてからオンに戻し、画面の案内にそってSiriに自分の声を学習してもらいます。

6. iPhoneまたはiPadで、「設定」>「Siriと検索」の順に選択し、HomePodと同じ言語が設定されていることを確かめます。

同じ声で「自分の声を識別」を設定してある Apple Account をホーム内で2つ使っている場合、状況によっては片方のApple Accountで「自分の声を識別」をオフに切り替える必要があります。