ソースファイルに以下が含まれている場合:
- ビデオのウォーターマークエフェクト
- ソースファイルの開始点から、ウォーターマークエフェクトの長さを超えた位置にイン点が設定されている
このような場合は、ジョブのプレビューやトランスコードしたファイルに、ウォーターマークが表示されません。たとえば、ソースファイルに 2 分の長さのビデオウォーターマークフィルタが設定されており、イン点が 3:00 の位置に設定されている場合、ウォーターマークが表示されないことがあります。
この問題を解決するには、ファイルを 2 回トランスコードします。1 回目のトランスコードでイン点が不要なムービーを作成し、2 回目のトランスコードでウォーターマークを追加します。以下の手順を実行してください。
- オリジナルのソースファイルからウォーターマークを削除します。イン点は削除しないでください。
- ProRes 422 HQ などの高品質な設定にして、バッチをトランスコードします。
- Compressor で 2 つ目のバッチを作成します。
- 2 つ目のバッチにトランスコードしたムービーを追加します。
- ソースファイルにビデオウォーターマークを追加します。
- 2 つ目のバッチをトランスコードします。
これで、2 つ目のトランスコードしたファイルにウォーターマークエフェクトが含まれるようになります。
詳しくは、Compressor 4 ヘルプで、イン点とアウト点を設定してソースファイルの一部をトランスコードする方法や、ウォーターマークエフェクトについてご確認ください。