QuickTime 7.7.5 のセキュリティコンテンツについて

この記事では、QuickTime 7.7.5 のセキュリティコンテンツについて説明します。

このアップデートはソフトウェアアップデートまたは Apple サポートサイトからダウンロードしてインストールできます。

Apple では、ユーザ保護の観点から、完全な調査が終了して必要なパッチやリリースが利用可能になるまではセキュリティ上の問題を公開、説明、または是認いたしません。Apple 製品のセキュリティについては、こちらを参照してください。

Apple Product Security PGP キーについては、こちらの記事を参照してください。

CVE ID を使って脆弱性を調べることもできます。

その他のセキュリティアップデートについては、こちらの記事を参照してください。

QuickTime 7.7.5

  • QuickTime

    対象 OS:Windows 7、Vista、XP SP2 以降

    影響:悪意を持って作成されたムービーファイルを再生すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。

    説明:トラックリストの処理時に、未初期化ポインタに関する問題が発生します。この問題は、エラーチェックを強化することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2014-1243:HP の Zero Day Initiative に協力している Microsoft の Tom Gallagher 氏および Microsoft の Paul Bates 氏

  • QuickTime

    対象 OS:Windows 7、Vista、XP SP2 以降

    影響:悪意を持って作成されたムービーファイルを再生すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。

    説明:H.264 エンコードのムービーファイルの処理時、バッファオーバーフローが引き起こされる可能性があります。この問題は、配列境界チェック機能を改善することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2014-1244:HP の Zero Day Initiative に協力する Tom Gallagher 氏および Paul Bates 氏

  • QuickTime

    対象 OS:Windows 7、Vista、XP SP2 以降

    影響:悪意を持って作成されたムービーファイルを再生すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。

    説明:QuickTime 画像の説明の処理に領域外バイトスワップの脆弱性がありました。この問題は、配列境界チェック機能を改善することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2013-1032:iDefense VCP に協力する Jason Kratzer 氏

  • QuickTime

    対象 OS:Windows 7、Vista、XP SP2 以降

    影響:悪意を持って作成されたムービーファイルを再生すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。

    説明:「stsz」アトムの処理に、符合に関する問題が存在します。この問題は、配列境界チェック機能を改善することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2014-1245:HP の Zero Day Initiative に協力する Tom Gallagher 氏および Paul Bates 氏

  • QuickTime

    対象 OS:Windows 7、Vista、XP SP2 以降

    影響:悪意を持って作成されたムービーファイルを再生すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。

    説明:「ftab」アトムの処理時、バッファオーバーフローが引き起こされる可能性があります。この問題は、配列境界チェック機能を改善することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2014-1246:HP の Zero Day Initiative に協力する匿名の研究者

  • QuickTime

    対象 OS:Windows 7、Vista、XP SP2 以降

    影響:悪意を持って作成されたムービーファイルを再生すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。

    説明:「dref」アトムの処理時にメモリ破損が引き起こされる可能性があります。この問題は、配列境界チェック機能を改善することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2014-1247:HP の Zero Day Initiative に協力する Tom Gallagher 氏および Paul Bates 氏

  • QuickTime

    対象 OS:Windows 7、Vista、XP SP2 以降

    影響:悪意を持って作成されたムービーファイルを再生すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。

    説明:「ldat」アトムの処理時、バッファオーバーフローが引き起こされる可能性があります。この問題は、配列境界チェック機能を改善することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2014-1248:iDefense VCP に協力する Jason Kratzer 氏

  • QuickTime

    対象 OS:Windows 7、Vista、XP SP2 以降

    影響:悪意を持って作成された PSD 画像を表示すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。

    説明:PSD 画像の処理時、バッファオーバーフローが引き起こされる可能性があります。この問題は、配列境界チェック機能を改善することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2014-1249:Tencent Security Team の dragonltx 氏

  • QuickTime

    対象 OS:Windows 7、Vista、XP SP2 以降

    影響:悪意を持って作成されたムービーファイルを再生すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。

    説明:「ttfo」要素の処理に領域外バイトスワップの脆弱性がありました。この問題は、配列境界チェック機能を改善することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2014-1250:iDefense VCP に協力する Jason Kratzer 氏

  • QuickTime

    対象 OS:Windows 7、Vista、XP SP2 以降

    影響:悪意を持って作成されたムービーファイルを再生すると、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行される可能性がある。

    説明:「clef」アトムの処理時、バッファオーバーフローが引き起こされる可能性があります。この問題は、配列境界チェック機能を改善することで解決されました。

    CVE-ID

    CVE-2014-1251:HP の Zero Day Initiative に協力する Aliz Hammond 氏

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