Mac で別のユーザアカウントを使って問題を検証する方法

普段使っている macOS ユーザアカウントからログアウトし、別のアカウントにログインしてみたら問題が起きない場合、普段のユーザアカウントのファイルや設定が問題に関係していると考えられます。

Mac を設定する際に、指定した名前とパスワードで macOS ユーザアカウントが作成されます。アカウントには、ユーザ名が名前として付いたホームフォルダがあります。このフォルダに、以下のような、各ユーザのファイルや設定が入っています。

  • 「書類」「ダウンロード」「ムービー」「ミュージック」「ピクチャ」「パブリック」「サイト」の各フォルダ内のファイル
  • システム環境設定、Safari、メールなどの App で指定した設定内容
  • Safari やほかの Web ブラウザで閲覧した際に作成される、履歴、キャッシュ、その他の Web サイトデータ
  • メール、連絡先、カレンダーのデータ
  • iTunes、写真などの App で使うメディア

別のユーザアカウントで問題を再現してみることで、想定外の動作が普段のユーザアカウントのアイテムに関係しているかどうかを調べることができます (起動中、デスクトップが表示される前の時点で問題が起きる場合は、ユーザアカウントやその設定内容には関係がないと考えられます)。

別のアカウントをテストに使う

別のユーザアカウントが Mac にすでに設定されている場合は、単純に現在のアカウントからログアウトして (Apple メニュー >「ログアウト」)、そのアカウントでログインしてもかまいません。ただし、テストには新たに作成したアカウントを使った方が得策です。

  1. Apple メニュー () >「システム環境設定」の順に選択し、「ユーザとグループ」をクリックします。
  2. 鍵のアイコン をクリックし、管理者の名前とパスワードを入力します。
  3. ユーザのリストの下にある「+」(追加) ボタンをクリックします。
  4. 「通常」または「管理者」アカウントについて表示されるフィールドに記入してから、「ユーザを作成」をクリックします。

普段使っているアカウントの書類についてテストするつもりの場合は、それらの書類を新しいアカウントでも使えるようにしておきます。該当するファイルをハードドライブの「ユーザ」フォルダの「共有」フォルダ (「~/ユーザ/共有」) にドラッグしておいてください。そうしておけば、新しいユーザとしてログインした後で、ほかのフォルダに移動できます。

その後、普段のアカウントからログアウトして、新しいアカウントでログインします。

  1. Apple メニュー >「ログアウト」の順に選択します。
  2. ログインウインドウで、新しいアカウントの名前とパスワードでログインします。iCloud アカウントまたは Apple ID でサインインするように案内されても、その手順は飛ばしてください。

新しいアカウントで問題を再現してみます。メールアカウントやその他のアカウントを設定しないとテストできない場合は、設定してください。

ほかのアカウントだと問題が起きない場合

新しいアカウントだと問題が起きない場合、普段使っているアカウントの設定やファイルが原因です。

具体的な警告メッセージや問題についてお困りの場合は、警告メッセージの文面を Apple サポートの Web サイトで検索してください。アカウントの 1 つの App でしか問題が起きない場合、その App のいずれかの設定に原因があると考えられます。詳しくは、該当する App のマニュアルやサポート Web サイトでお調べください。

新しいユーザアカウントは、テストが終わったら削除できます。新しいアカウントの作成手順の通りに進め、「+」(追加) ボタンの代わりに「-」(削除) ボタンをクリックしてください。アカウントを削除する前に、そのアカウントで作成またはコピーしたファイルや設定が必要ないか確認してください。

ほかのアカウントでも問題が起きる場合

ほかのユーザアカウントでも問題が起きる場合は、以下のように対処してください。

ソフトウェアまたはハードウェアの問題についてサポートが必要な場合は、Apple サポートにお問い合わせください。それまでに実施した手順と、その結果を必ずお知らせください。さらに、問題に関係して警告やその他のメッセージが表示される場合は、その点もお伝えください。メッセージのスクリーンショットを撮っておくと、後で見直すことができて便利です。

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