Compressor 4.1:分散処理のトラブルシューティング
分散処理を使用中に Compressor 4.1 が期待通りに動作しない場合は、以下の手順を行って問題の特定および解決を試みてください。
重要:Compressor のカスタム設定をバックアップしてください。
この記事に記載されている手順を実行する前に、Compressor のカスタム設定のバックアップがあることを確認してください。バックアップは「~/ライブラリ/Application Support/Compressor/」に、カスタム設定は「Settings」フォルダにあります。
Compressor の分散処理をリセットする
注:共有コンピュータのグループを使ってトランスコーディングを行う場合は、グループ内のすべてのコンピュータについて以下の手順を行います。
Compressor で「Compressor」>「環境設定」と選択するか、「command + カンマ (,)」キーを押して、「自分のコンピュータ」を選択します。
「ほかのコンピュータが自分のコンピュータ上でバッチを処理することを許可します」の選択を解除します。
「Compressor」>「Compressor を終了」と選択するか、「command + Q」キーを押して、Compressor を終了します。
Finder で「option」キーを押しながら「移動」メニューで「ライブラリ」を選択します。
「ライブラリ」フォルダの中にある「Application Support」フォルダを開きます。「Compressor」フォルダをゴミ箱に移動します。
コンピュータ上で Compressor 3.5.x または 4.0.x を使用した場合は、削除できる「Apple Qmaster」フォルダがシステム上にあります。
以下の手順を参照してこのフォルダを削除するか、または手順 7 に進みます。
コンピュータを再起動します。
Compressor 4.0.x - 既存の「Apple Qmaster」フォルダを削除する
Compressor 4.1 を実行中の場合は、「Compressor」>「Compressor を終了」の順に選択して Compressor を終了します。
Finder で「option」キーを押しながら「移動」メニューで「ライブラリ」を選択します。
「ライブラリ」フォルダの中にある「Application Support」フォルダを開きます。「Apple Qmaster」フォルダをゴミ箱に移動します。
コンピュータを再起動します。
Compressor 3.5.x - 既存の「Apple Qmaster」フォルダを削除する
Compressor を実行中の場合は、「Compressor」>「Compressor を終了」の順に選択して Compressor を終了します。
Finder で起動ディスクを開き「~/ライブラリ/Application Support/Apple Qmaster/」に移動します。
「Apple Qmaster」フォルダをゴミ箱に移動します。
コンピュータを再起動します。
2. 「ファイルのコピーがサポートされていないため、~は 1 つ以上のコンピュータで処理できません」という警告メッセージを解決する
NFS がソースファイルの場所を書き出すことができない場合にこの警告メッセージが表示されます。これは、ソースファイルがあるドライブに特定のアクセス権 (ネットワークボリュームとして設定されている、または ExFAT としてフォーマットされているなど) が設定されていることが原因である可能性があります。
共有コンピュータのグループを使ってバッチを送信中にこのような警告メッセージが表示された場合は、以下の手順を実行します。
Compressor で「Compressor」>「環境設定」と選択するか、「command + カンマ (,)」キーを押して、「共有コンピュータ」を選択します。
左側の共有コンピュータのリストからバッチの送信先グループを選択し、「自動ファイル共有を有効にする」の選択を解除します。
次に、ソースファイルがあるボリュームを、グループ内の各コンピュータに手動でマウントします。