iCloud:iCloud コントロールパネルの設定時にすべての項目がアップロードされない
iCloud コントロールパネル 3.0 のインストールまたはアップグレード後、Outlook のメール、連絡先、カレンダー、タスクをアップデートするための設定プロセスが終わっても、Outlook から iCloud に一部の項目がアップロードまたはコピーされていない場合があります。
以下のメッセージのいずれかまたはすべてが表示される場合があります。
「[項目数] 件の項目をアップデートできませんでした。移行できなかった項目は iCloud でもう一度作成していただく必要があります」
このメッセージの後に、Outlook から iCloud にコピーされなかった連絡先、カレンダーイベント、またはタスクのリストが表示されます。これらの項目は、iCloud とは互換性のないファイルフォーマットを使っている以前のバージョンの Outlook で作成されたものであったり、データが破損していたり認識できない項目であったりします。この問題を修正するには、Outlook で新しいバージョンの連絡先、カレンダーイベント、またはタスクを作成します。次回の iCloud の自動アップデート時に、その項目が iCloud に追加されます。アップロードされない項目は残しておくか削除するかを選択できます。
「以下の項目を iCloud にアップロードできませんでした」
Outlook に、iCloud 上のデータと重複している連絡先、カレンダーイベント、タスクがあり、iCloud にあるバージョンの方が最新の場合、設定プロセスでこれらのデータは上書きされません。Outlook に現在あるバージョンを残すか削除するかを確認するメッセージが表示されます。
「設定が完了しました。[項目数] 件の項目をアップロードできませんでした。これらの項目はローカルフォルダに保存されました」
このメッセージは、上記のいずれかのメッセージで「残す」をクリックした場合にのみ表示されます。「削除」をクリックすると、「設定が完了しました」と表示されます。これらのメッセージが表示された場合は、Outlook で iCloud を使う準備は完了です。
必要に応じて、iCloud にコピーされなかった項目の新しいバージョンを手動で作成し、残すように選択した重複項目を確認できます。残すように選択した項目は、Outlook の「iCloud」フォルダの「Local Calendar」「Local Contacts」「Local Contacts」というフォルダに表示されます。
注意:設定中、デフォルトの Outlook データファイルに含まれる連絡先、カレンダー、タスクが Outlook から iCloud にコピーされます。元の連絡先、カレンダー、タスクは、重複を防ぐために「削除済みアイテム」に移動されます。
本ドキュメントは、新しい情報が入り次第、更新されます。