迷惑メールが届く原因
- 迷惑メールの送り主 (スパマー) は、よく使われがちなアドレス (名前だけが入ったアドレス、名前のイニシャルと姓を組み合わせたものや、よくあるニックネームを使ったものなど) を推測するアプリケーションを利用しています。
- 何らかのサービスに登録した場合に、そのサービスがお客様のメールアドレスをほかのサービスに売ったせいで、アドレスを買ったサービスから迷惑メールが一方的に送りつけられることがあります。
- 一般公開されている Web ページにメールアドレスを投稿すると、アドレスがコピーされ、メールを送りつけるのに使われることがあります。
- メールアドレスを入手したスパマーが、ほかのスパマーにメールアドレスを提供する場合があります。
迷惑メールの対処法
迷惑メールについて報告し、届く迷惑メールの数を減らせます。その上で、迷惑メールをマークしてフィルタリングし、受信ボックスに入らないようにすることができます。
迷惑メールを報告する
iCloud のメール管理者と、迷惑メールの送信元のインターネットドメインのメール管理者双方に、迷惑メールについて報告できます。管理者がそのメッセージを迷惑メールだと確認できた場合は、その送信元からのメッセージが今後メールボックスに届かないように管理者が手配してくれます。メールクライアントに応じて、以下の手順を実行してください。
Mac のメール
- メッセージを開き、「メッセージ」メニューから「添付ファイルとして転送」を選択します。
- メッセージを iCloud の spam@icloud.com 宛てに転送します。
- 同じメッセージを abuse@[ドメイン名] 宛てにも転送します。[ドメイン名] には、送信者のメールアドレスの「@」記号の後ろの部分を入力します。たとえば、送信者のメールアドレスが spammer@spammydomain.com の場合、メッセージを abuse@spammydomain.com 宛てに転送します。
Microsoft Outlook 2010 以降
- 「ファイル」>「オプション」の順に選択します。
- 「オプション」ウインドウの左側にある「メール」をクリックします。
- 「返送/転送」セクションの現在の設定を書き留め、あとで設定を元に戻せるようにしておきます。「メッセージを転送するとき」の設定を「元のメッセージを添付する」に変更します。
- 「OK」をクリックします。
- メッセージを iCloud の spam@icloud.com 宛てに転送します。
- 同じメッセージを abuse@[ドメイン名] 宛てにも転送します。[ドメイン名] には、送信者のメールアドレスの「@」記号の後ろの部分を入力します。たとえば、送信者のメールアドレスが spammer@spammydomain.com の場合、メッセージを abuse@spammydomain.com 宛てに転送します。
- Outlook の設定を元に戻すには、手順 1 ~ 4 を繰り返します。ただし、手順 3 では「メッセージを転送するとき」の設定を元に戻します。設定を覚えていない場合は、「元のメッセージを残す」を選択します。
Microsoft Outlook 2007
- 「ツール」>「オプション」の順に選択します。
- 「オプション」ウインドウで「初期設定」タブの「メール オプション」をクリックします。
- 「メール オプション」ウインドウの「返信/転送時のスタイル」の現在の設定を書き留め、あとで設定を元に戻せるようにしておきます。「メッセージを転送するとき」の設定を「元のメッセージを添付する」に変更します。
- 「OK」をクリックします。
- メッセージを iCloud の spam@icloud.com 宛てに転送します。
- 同じメッセージを abuse@[ドメイン名] 宛てにも転送します。[ドメイン名] には、送信者のメールアドレスの「@」記号の後ろの部分を入力します。たとえば、送信者のメールアドレスが spammer@spammydomain.com の場合、メッセージを abuse@spammydomain.com 宛てに転送します。
- Outlook の設定を元に戻すには、手順 1 ~ 4 を繰り返します。ただし、手順 3 では「メッセージを転送するとき」の設定を元に戻します。設定を覚えていない場合は、「元のメッセージを残す」を選択します。
迷惑メールをマークしてフィルタリングする
メール App を使ってメッセージを迷惑メールとしてマークしておくと、その後、同じ送信者からのメッセージは自動的に迷惑メールとしてマークされるようになります。
- iOS 7 以降を搭載した iPhone、iPad、または iPod touch では、メッセージを開いて、画面下部のフラグのアイコンをタップし、「"迷惑メール" に移動」をタップします。
- Mac では、メッセージを選択して、メールツールバーの迷惑メールアイコン (親指を下向きにした手のマーク) をクリックします。
- iCloud.com では、メッセージを選択してから旗のアイコンをクリックし、「『迷惑メール』へ移動」を選択します。または、メッセージをサイドバーの「迷惑メール」フォルダにドラッグします。そのメッセージが iCloud に自動的に迷惑メールとして報告されます。
macOS メールと iCloud.com でルールを設定して、迷惑メールの受信時に自動的にフィルタリング (移動または削除) することもできます。別のメールアプリケーションをお使いの場合は、アプリケーションのマニュアルでフィルタの設定方法およびメッセージをメールヘッダ全体を含めて転送する方法を確認してください。