Aperture 3:「覆い焼き」または「焼き込み」の効果が現れない

イメージの特定の領域では、「覆い焼きと焼き込み」調整の効果が現れないように見える場合があります。

「覆い焼きと焼き込み」の調整は、純粋な白 (RGB 値:255, 255, 255)、または純粋な黒 (RGB 値:0, 0, 0) の領域には効果がありません。これは仕様通りの動作です。「覆い焼き」または「焼き込み」を使うにあたり、想定される状況についてのヒントを紹介します。

ほぼ黒い領域に「覆い焼き (明るく)」を適用したときに、結果として得られる色と明るさは、対象領域の RGB の値とバランス (分布) によって決まります。  

     

上のイメージは、すべてがほぼ黒で、赤、緑、青が等しく分布しています。各イメージの RGB (Red, Green, Blue) 値は、左側が「10, 10, 10」、中央が「3, 3, 3」、右側が「1, 1, 1」です。それぞれのケースで、「覆い焼き」調整によって対象領域はグレイに変わります。結果として得られる全体的な明るさは、イメージの RGB 値が純粋な黒 (0,0,0) からかけ離れるほど強くなります。

RGB 値が等しく分布していない場合は、「覆い焼き」調整によって下に隠れていた色が露わになる傾向があります。

  

上の左側に挙げたイメージの RGB 値は「0,10,0」です。そのため、「覆い焼き」調整によって薄い緑色が露わになっています。右側のイメージの RGB 値は「0,1,0」です。ツールの効果は暗くなりますが、緑の色合いは濃くなっています。

「焼き込み (暗く)」調整を使うときにも、同じ原理が当てはまります。

   

 

明るい領域の薄い色調の方が目に見えやすいため、そのような領域を焼き込んだときに得られる色は、暗い領域を覆い焼きしたときよりも予想しやすくなります。 

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